タイトル等
原安三郎コレクション
広重ビビッド
会場
福島県立美術館
会期
2016-10-29~2016-12-11
休催日
毎週月曜日、11/24(木)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般・大学生1000円(800)円/高校生600円(500)円/小・中学生400円(300)円
※ふくしま教育週間(11/1~6)は小中高校生は無料です。
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
福島県立美術館
協賛・協力等
共催=テレビユー福島・福島民報社
協賛=日本化薬株式会社
後援=(公財)アダチ伝統木版画技術保存財団
協力=伊達市
企画制作=TBSテレビ
概要
浮世絵風景版画の精髄-幕末三大絵師 広重・北斎・国芳、夢の競演

歌川広重の名所シリーズは、葛飾北斎のそれとともに、浮世絵版画の代名詞と言えましょう。しかし、それらをまとめて見る機会はきわめて少なく、まして摺り立ての美品は、夢のまた夢でした。
この展覧会は、そんなまぼろしと言っていい、浮世絵風景版画の名品が一堂に会する展覧会です。これは、日本化薬株式会社会長であった原安三郎氏(1884ー1982)がひそかに収集し、2005年にはじめてその存在が知られるようになったコレクションで、広重、北斎、国芳という幕末三大絵師の浮世絵風景版画としては国内屈指のものです。
なかでも歌川広重(1797-1858)の晩年の傑作、<六十余州名所図会><名所江戸百景>の美麗な初摺り揃いは、今回が国内初公開の逸品です。
広重の風景版画としては東海道五十三次連作が知られますが、後期印象派の巨匠・ゴッホが模写した浮世絵版画が、広重の名所江戸百景であったことも、近年明らかになりました。19世紀、西洋の遠近法を取り入れつつ、独自の風景版画を生み出した広重をはじめとする日本の浮世絵師と、思いもつかない風景表現に驚嘆したヨーロッパの印象派の画家。東西画家の時空をこえた意識の交錯も、この展覧会のもう一つのかくれた見所と言えるかもしれません。
摺り立てのような、藍、朱、群青などのあざやか色彩をもつ浮世絵版画。幕末浮世絵の三大巨匠、広重、北斎、国芳の夢のような競演を、250余点の名品により、心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか。
イベント情報
[講演会] (聴講無料)
「名所江戸百景の今と昔」市川信也氏(那珂川町馬頭広重美術館館長)
11月6日(日) 14:00~15:30 美術館講堂にて

[ギャラリートーク] 企画展示室入口にお集まりください(企画展観覧券が必要です)
11月11日(金) 14:00~15:00 企画展示室にて 担当学芸員による解説
12月3日(土) 14:00~15:00 企画展示室にて 担当学芸員による解説

[版画技法講座] (申し込み〆切 11/20 材料費500円が必要です)
「パズル式木版画を体験しよう」 丸山浩司氏(版画家、多摩美術大学教授) ※2回連続
11月27日(日)・12月4日(日) 両日とも10:00~15:30 美術館実習室にて
申し込み、お問い合わせは福島県立美術館「実技教室」係まで 電話024-531-5511
展示替え情報
作品保護のため、展示作品は前後期でほぼ総入れ替え
前期:10/29-11/20
後期:11/22-12/11
くわしくは美術館まで。電話024-531-5511
会場住所
〒960-8003
福島県福島市森合字西養山1
交通案内
●電車で―――JR福島駅東口より福島交通 飯坂線「美術館図書館前駅」下車 徒歩2分
●バスで―――JR福島駅東口より福島交通バス9番乗場から市内循環ももりん2コース「県立美術館入口」下車 徒歩3分
●タクシーで―JR福島駅東口、西口より約5分
●車で――――東北自動車道で福島飯坂I.C.より約15分、福島西I.C.より約20分
ホームページ
https://art-museum.fcs.ed.jp
福島県福島市森合字西養山1
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