タイトル等
會津八一 没後60年 小林正樹 生誕100年 企画展
映画監督小林正樹と会津八一
学藝を以って性を養ふべし
小林正樹の『人間の條件』は、 戦争のなかでなお生きることを問うた作品だ。
恩師會津八一の学規には「ふかくこの生を愛すべし」とある。 この師弟の交流を追う。
会場
新潟市會津八一記念館
会期
2016-10-07~2016-12-11
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)
開催時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般/500円、大学生/300円、
高校生/200円、小中学生/100円
※団体20名以上2割引、土日祝日は小中学生無料
主催者
新潟市會津八一記念館
協賛・協力等
[共催]新潟日報社、BSN新潟放送
[協力企業]淺川園、今成漬物店、大阪屋、里仙、高橋酒造
[特別協力]一般社団法人小林正樹監督遺託業務世話人会・芸游会、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
概要
小林正樹(1916~96)は、日本を代表する映画監督の一人ですが、早稲田大学で美術史を学び、會津八一(1881~1956)の指導を受けています。昭和16(1941)年、卒業論文『室生寺建立年代の研究』を執筆した小林は、研究者として八一に将来を嘱望されていましたが、映画の道を選択します。それでも二人の交流は戦中戦後の激動期も続き、師弟の温かな手紙のやり取りが続けられました。
戦後、映画監督になった小林は、『切腹』『怪談』(カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞)や、戦争をテーマにした全6部の超大作『人間の條件』、長編記録映画『東京裁判』等を世に送ります。昭和46(1971)年には、カンヌ国際映画祭で世界十大監督の一人として功労賞を受賞し、国際的にも活躍しました。
小林は映画監督を志して以来、八一を題材にした映画を構想しています。その計画は、彼の晩年、テレビドキュメンタリーで実現しました。しかし、小林は体調を崩して監督を降板、監修者として八一を演じた仲代達矢氏らを指導しています。この番組は小林が没した平成8(1996)年10月4日の9日後の13日に放送されました。
本展では會津八一没後60年と小林正樹生誕100年、没後20年にあわせて、往復書簡など、二人の芸術と交流を紹介します。
イベント情報
小林正樹監督 関連映画作品DVD上映
会場:日報ホール(メディアシップ2階)

11月2日(水) 13:30
切腹
1962/モノクロ/134分/シネスコサイズ/松竹京都
武家社会の虚飾を豪快に暴いた、初の本格時代劇。カンヌ国際映画祭で喝采を浴び、小林の世界的名声を確固たるものとした作品。主演:仲代達矢。/観覧料:無料

11月9日(水) 13:30
化石
1975/カラー/201分/スタンダードサイズ/四騎の会=俳優座
死の宣告を受けた男がヨーロッパを旅しながら、生と死を見つめ直す人間ドラマ。黒澤明、市川崑、木下惠介と結成した四騎の会が制作に参加。井上靖原作。/観覧料:無料

11月16日(水) 14:00
館長講演会+上映会
會津八一 歌と書の世界
1996/カラー/30分/新潟市
小林の念願だった會津八一を題材にしたドキュメンタリー。企画途中で小林が体調を崩し監督を降板、監修者として参加した。仲代達矢氏が會津八一役で出演。
上映後に神林恒道館長の講演会を予定しています。
聴講料:500円

10月19日(水) 14:00
文芸講演
講師:阿部弘氏(元宮内庁正倉院事務所長)/演題:「正倉院の役割」/聴講料:500円


申込方法
往復はがきに参加希望上映会(講演会)と住所、氏名、電話番号をお書きの上、會津八一記念館へ上映7日前までにお送りください。1通につき1上映会(講演会)、1名までの応募といたします。定員に達し次第締め切ります。
ホームページ
http://aizuyaichi.or.jp/exhibition/1325/
会場住所
〒950-0088
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
交通案内
新潟駅から
バス 約9分 / タクシー 約5分 / 徒歩 約15分
ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
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