「Les Parfums Japonais ―香りの意匠、100年の歩み―」を開催
~銀座から文化を発信するプロジェクト「BEAUTY CROSSING GINZA」第4弾~
資生堂は、銀座から文化を発信するプロジェクト「BEAUTY CROSSING GINZA*」の第4弾として、資生堂の香水瓶展「Les Parfums Japonais(レ・パルファム・ジャポネ)」を11月に開催。Ginza Communication Space(資生堂銀座ビル1・2F)では一足早く2016年9月26日(月)からスタートします。
資生堂が化粧品を主体とした経営に乗り出した1910年代後半、初代社長の福原信三はパリの文化への憧れを原動力に、西欧の香水に勝るとも劣らない日本のオリジナリティあふれる香水づくりを目指しました。
福原信三の化粧品づくりのスタンスを示す、「商品の藝術化」という言葉があります。信三は日本的美意識を素地にしてディテールまでこだわった本物を生み出そうとし、特に情熱をそそいだのが香水瓶のデザインでした。この「商品の藝術化」というスタンスは、今日の資生堂の香水製造まで受け継がれています。
本展では、資生堂の香水づくりのルーツであるフランスの香水瓶を出発点とし、それを乗り越えようとした100年におよぶ足跡をご紹介します。
*銀座に立地する資生堂の4つの拠点(資生堂ギャラリー、資生堂銀座ビル、資生堂パーラービル、SHISEIDO THE GINZA)から文化を発信する2016年よりスタートしたプロジェクト
「Ginza Communication Space(資生堂銀座ビル1・2F) 」
「plaplax*」が1Fショーウインドーを「水の波紋」をテーマに演出。2Fでは、資生堂の戦後から現代までの香水瓶(約50点)を「悠・優・誘・遊・幽」の5つのキーワードでグルーピング。日本の伝統を現代感覚でアレンジした什器に載せてご紹介します。
*「plaplax」
近森基、久納鏡子、筧康明、小原藍をメンバーとするクリエイティブ集団。主に横断的な領域であるインタラクティブ・アート分野における作品制作を手がける。作品制作で培った技術やセンスを活かし、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や装置・コンテンツ制作、プロダクトデザイン、大学や企業と共同での技術開発など幅広く活動している。