- タイトル等
生誕百年記念
小林斗盦(とあん) 篆刻(てんこく)の軌跡
印の世界と中国書画コレクション
- 会場
- 東京国立博物館
東洋館8室
- 会期
- 2016-11-01~2016-12-23
前期展示:2016年11月1日(火)~11月27日(日)
後期展示:2016年11月29日(火)~12月23日(金・祝)
- 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
*金・土曜日、11月3日(木・祝)は午後8時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
- 観覧料
- (税込)総合文化展料金でご覧いただけます。
一般620(520円) 大学生410(310円)
*( )内は20名以上の団体料金。
*高校生以下および満18歳未満,満70歳以上の方は無料です。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳,健康保険証,運転免許証など)をご提示ください。
*障がい者とその介護者1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
- 主催者
- 東京国立博物館、読売新聞社
- 協賛・協力等
- 企画協力:謙慎書道会
- 概要
川越に生まれた小林斗盦(こばやしとあん 1916~2007)は、15歳で書を比田井天来(ひだいてんらい)に、篆刻を石井雙石(いしいそうせき)に師事。さらに25歳で篆刻を河井荃廬(かわいせんろ)に、29歳で書を西川寧(にしかわやすし)に師事して、日本人の感性に本格的な中国の技法を盛り込みます。34歳の若さで日展の特選を受賞してからは、常に書壇の重鎮として篆刻界を牽引し続けました。
一方、33歳で文字学を加藤常賢(かとうじょうけん)に、37歳で印学を太田夢庵(おおたむあん)に学んで、中国の古印や書画の研究に没頭し、多くの論考を発表、晩年には『中国篆刻叢刊(ちゅうごくてんこくそうかん)』40巻を上梓しました。実作と研究における優れた業績から、77歳で日本芸術院会員、82歳で文化功労者、88歳の時には篆刻家としてはじめて文化勲章を受章しました。
平成28年(2016)は、小林斗盦の生誕100年にあたります。本展は小林斗盦の篆刻・書画や、旧蔵になる中国の書画などを展示し、91歳の天寿を全うした小林斗盦の偉大な業績を回顧します。
- イベント情報
- 月例講演会
「小林斗盦の篆刻の世界」
日時:2016年11月19日(土) 13:30~15:00(13:00開場予定)
会場:東京国立博物館 平成館大講堂
講師:孫慰祖(上海博物館研究員)
定員:380名(当日受付・先着順) 聴講無料(ただし、当日の入館料は必要です)
- ホームページ
- http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1825
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)