普段は人気作の陰に隠れて登場機会が多くないものの、キラッと光るものを秘めている――。佐賀県立美術館では、そんな日本近代洋画の佳品を数多く収蔵しています。OKADA-ROOMのVol.6展示となる今回は、出品作の17点中14点がOKADA-ROOMに初登場します。岡田三郎助によって涼やかな色彩で描かれたフレスコ画《坐婦》、青木繁作の肖像画《木下秀康大尉像》、岡田に師事をしたこともある夭折の画家・佐伯祐三の名品《八百屋》など、館蔵の秘められた作品たちを、岡田三郎助の名品《矢調べ》や《花野》(ともに佐賀県重要文化財)とともにお楽しみください。