我が国の優れた仏教美術を見直し、そこから古典的な技法を掘り起こし仏師達の 心を学び取り現代人の心に訴えかける仏の姿を求しよう、真似では無い作者自分自身の仏を造ろうと、故西村公朝先生(元美術院国宝修理所所長・元芸大大学院保存修復技術教授)の御指導のもとに1971年に「ほとけの造形展」が始められ、今年で45回となりました。残念ながら先生は2003年に亡くなられ、の後テーマも、より一層幅広く精神的にも造形的にも飛躍していきたいと「祈りの造形展」も新たに開かれ今年で11回目となります。 現在では、春にとげぬき地蔵の高岩寺ギャラリーで「ほとけの造形展」を、秋に文房堂ギャラリーで「祈りの造形展」を開催する運びとりました。