- タイトル等
東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展 (とうしょうだいじみえいどうしょうへきがてん)
お待たせしました。東山芸術の集大成、ついに茨城で初公開。
- 会場
- 茨城県近代美術館
- 会期
- 2017-02-11~2017-04-02
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般1,080(980)円/高大生850(720)円/小中生480(360)円
※( )内は20名以上の団体料金
※満70歳以上の方、障害者手帳等をご持参の方は入場無料、高校生以下は土曜日のみ入場無料(春休み期間を除く)
※茨城県立の美術館(近代美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催の展覧会で1年間に何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般 3,090円 / 高大生 2,060円 / 小中生 1,030円)を各美術館にて販売中
- 主催者
- 茨城県近代美術館/日本経済新聞社
- 協賛・協力等
- 特別協力 唐招提寺
後援 水戸市/一般社団法人水戸観光協会/朝日新聞水戸総局/一般社団法人茨城県ハイヤー・タクシー協会/茨城交通株式会社/茨城新聞社/株式会社茨城放送/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/東日本旅客鉄道株式会社水戸支社/毎日新聞水戸支局/株式会社水戸京成百貨店/読売新聞水戸支局
協賛 株式会社常陽銀行
- 概要
東山魁夷(ひがしやまかいい)が鑑真和上(がんじんわじょう)に捧げた日本と中国の美しい風景
戦後を代表する日本画家、東山魁夷(一九〇八~一九九九)は、平明な描写の中に深い精神性と豊かな叙情を湛えた風景画で知られ、国民的な人気を誇りました。ことに、10年もの年月をかけて完成させた全68面からなる唐招提寺御影堂障壁画は、画家の記念碑的大作です。
東山は、多くの苦難を乗り越えて来日し唐招提寺を開基した鑑真和上の御心を慰めるため、日本と中国各地を巡ってスケッチを重ね、いく度も構成を練り、生涯のすべてをかける気持ちでこの仕事に取り組みました。制作は二期に分けられ、第一期として昭和50年に奉納した「山雲」(さんうん)「濤声」(とうせい)では青や緑を基調に日本の豊かな自然を描く一方、第二期(55年奉納)の「揚州薫風」(ようしゅうくんぷう)「桂林月宵」(けいりんげっしょう)「黄山暁雲」(こうざんぎょううん)では鑑真の故郷である中国の風景を題材に水墨表現に挑み、新境地を拓いています。
本展覧会は、今後数年間かけて御影堂の修理が行われるに際し、通常非公開となっているこの障壁画の全貌を紹介するとともに、スケッチや下図、試作をあわせて展示し、構想から完成にいたるまで画家が歩んだ足跡をたどります。
- イベント情報
- 講演会「鑑真和上の教えと東山魁夷画伯」
講師:西山明彦(みょうげん)氏(律宗管長・唐招提寺八十八世長老)
日時:2月11日(土)午前10時30分~12時
会場:地階講堂
定員:250名
申込:事前申込(来館、往復ハガキまたはメール)聴講無料
講演会「東山魁夷の生涯と芸術」
講師:尾﨑正明(当館館長、本展監修者)
日時:3月4日(土)午後2時~3時30分
会場:地階講堂
定員:250名
申込:事前申込(来館、往復ハガキまたはメール)聴講無料
担当学芸員による美術講座(作品解説会)
日時:3月19日(日)午後2時~3時
会場:地階講堂
定員:250名
申込:申込不要、聴講無料
ミュージアムコンサート「凛として~浅春に響くソプラノ~」
出演:江田真姫子氏(ソプラノ)、山口瑞穂氏(ピアノ)、清水良一氏(バリトン)
日時:3月12日(日)午後2時~3時30分(途中休憩有)
会場:地階講堂
定員:250名
申込:事前申込(来館、往復ハガキまたはメール)参加無料
※各イベントの詳細は当館ホームページをご覧いただくか、直接お問い合わせください。