長新太(1927~2005)は、1949年にマンガ家としてデビューして以来、2005年に亡くなるまで、漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家として八面六臂の活躍をしました。なかでも、独特のユーモアあふれるナンセンス絵本で戦後の日本の絵本に新境地を切り拓きました。
本展では、絵本や子どもの本の原画の他、大人向けに発表された漫画やイラストレーションなども展示し、長新太の特異な発想の源泉を探ります。「イマジネーション」、「センスとナンセンス」の2部構成で、10のテーマから約130点の作品を展示し、迷宮のように広がる奇想天外な長新太の脳内にご案内します。