タイトル等
乙女デザイン
大正イマジュリィの世界
なぜだろう、ボクも胸がきゅんとする。
会場
茨城県近代美術館
会期
2016-07-16~2016-09-25
休催日
毎週月曜日 (ただし7月18日(月・祝)・9月19日(月・祝)は開館、7月19日(火)・9月20日(火)は休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般 980(850)円、高大生 720(600)円、小中生 360(240)円
※( )内は20名以上の団体割引料金 ※満70歳以上の方、障害者手帳等をご持参の方、高校生以下(夏休み期間を除く土曜日のみ)は入館無料 ※茨城県立の美術館(近代美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催の展覧会で1年間に何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般 3,090円 / 高大生 2,060円 / 小中生 1,030円)を各美術館にて販売中

しおり割引
ブックデザインや挿絵など、「本」にまつわる印刷物デザインに注目する本展覧会にちなみ、乙女デザイン展の広報用しおりを県内書店にて配布。しおりを持参した方は団体割引料金で本展を観覧できます。

きもの・ゆかた割引
大正期のレトロでかわいい印刷物の魅力を紹介する本展にちなみ、着物・浴衣でご来場した方は団体割引料金で本展を観覧できます。ぜひおしゃれをして、ご来館ください。
主催者
茨城県近代美術館
協賛・協力等
◎企画監修| 山田俊幸(元・帝塚山学院大学教授)
◎後援| 水戸市、朝日新聞水戸総局、茨城新聞社、株式会社茨城放送、NHK水戸放送局、産経新聞社水戸支局、東京新聞水戸支局、日本経済新聞社水戸支局、毎日新聞水戸支局、読売新聞水戸支局
◎協力| 大正イマジュリィ学会
◎企画協力| 株式会社キュレイターズ
概要
なつかしいのに、あたらしい。今みても新鮮なデザインの力。

イマジュリィとは、「イメージ図像」を意味するフランス語ですが、装幀(ブックデザイン)、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画などの大衆的な複製としての印刷・版画の総称でもあります。複製技術が発達した大正時代、誰もが自分のものにでき、手にとって間近に愉しむことができる印刷物は、美術を運ぶ容れ物として、重要な意味を持つようになりました。藤島武二や岸田劉生ら著名な画家も、本の装幀を数多く手がけ、またアール・ヌーヴォー様式の橋口五葉、アール・デコの図案に取り組んだ杉浦非水や小林かいちなど、当時の乙女たちの心をとらえたデザイナーが次々と登場しました
竹久夢二や高畠華宵 (かしょう) にみられる少女趣味。小林雪岱 (せったい) の洗練された江戸趣味や、橘小夢 (さゆめ) らの怪奇幻想美を秘めた時代の雰囲気。恩地孝四郎、古賀春江らに代表される都市のモダニズム。関東大震災やプロレタリア運動といった社会状況を映すように、先鋭化したデザインが生まれた時代でもありました。それらは演劇、映画、音楽とつながって、商業美術に裾野を広げていきました。本展ではさらに、絵封筒や便箋、シーリングスタンプなど、女学生の間で流行したお手紙道具にみられる当時の少女文化にも注目します。
大衆に浸透し、絶大な人気を集めたさまざまな印刷物。網膜の奥深く記憶される象徴的な図像として、それらはなによりも、人々の憧憬のすがたであり欲望のかたちであったといえるでしょう。大正期の商業デザイン・イラストレーションを中心に、なつかしく今なお、あたらしい「乙女デザイン」の世界を紹介します。
イベント情報
オープニング・セレモニー参加者募集 (50名様無料ご招待)
7月16日(土) 9:10~ テープカットイベント
本展監修者・山田俊幸氏によるオープニング・トークがあります。
往復ハガキによる申込 (往信用文面に希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号を、返信用宛名面に宛先を明記の上、当館「オープニング係」宛) または来館による申込。

大正・乙女デザイン研究所長によるギャラリートーク
7月16日(土) 14:00~ (申込不要、要企画展チケット)
山田俊幸氏 (元・帝塚山学院大学教授・本展監修者)

【本や手紙にまつわるトーク&ワークショップ】

松尾たいこ氏トークショー
小説家・角田光代との共著「Presents」をはじめ、ブックデザインを数多く手がけてきたイラストレーターの松尾さんに、本にまつわるデザインの楽しさを語っていただきます。
8月7日(日) 14:00~
会場| 地階講堂・二階企画展示室
定員| 250名 (申込不要・要企画展チケット)

ワークショップ「乙女のお手紙道具、文箱をつくる」
大切なお手紙を収納するためのかわいい「一筆箋箱」をつくります。
8月21日(日) 午前の部 10:00~ 午後の部 13:30~
会場| 地階講座室
講師| 大西景子氏 (貼箱ブランドBOX&NEEDLE代表)
定員| 各回30名(要申込・要企画展チケット)
申込方法| 往復はがき(往信用文面に希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号、午前・午後の別を、返信用宛名面に宛先を明記) または来館による申込。1通につき4名様まで可。
参加当日は展覧会入場券が必要。
申込締切(先着順)| 平成28年8月12日(金)

担当学芸員によるギャラリートーク
9月4日(日) 14:00~
定員| 100名 (申込不要・要企画展チケット)

各イベントの詳細はホームページをご覧いただくか、当館までお問い合わせください。
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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