タイトル等
コレクション展 特集展示
辰野登恵子
会場
宇都宮美術館
会期
2016-07-31~2016-09-04
休催日
毎週月曜日、および8月12日[金]
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
下記の料金で本展を含めすべての展示室をご覧いただけます。

一般=310円(250円) / 大学生・高校生 210円(160円) / 中学生・小学生 100円(80円)
*( )内は20人以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料。
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。
※毎月第3日曜日(8月21日)は「家庭の日」です。高校生以下の方を含むご家族で来館された場合、観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。
主催者
宇都宮美術館
概要
辰野登恵子は1950年、長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学および大学院にて絵画を学んだ日本の現代絵画を代表する作家のひとりです。1970年代初期よりポップアート的な表現に刺激を受けた版画作品などを制作。その後、コンセプチュアルな表現への展開を経て、80年代以降油彩画を中心として、絵画の豊饒さ、そして絵画空間の成り立ちの追求を続けました。
本展覧会は3章で構成し、まず第1章として、辰野の制作初期、1970年代初めのポップ的な表現から、作家自身「不毛なもの」と呼んだタイルや原稿用紙のマス目、またノートの罫線などをモチーフとし、それを揺り動かすような作品を展示します。続く80年代以降、辰野は油彩という素材を使って、平面性や空間性、色彩、かたちなど、絵画本来が持っている表現の可能性をつねに真剣に問いながら、自分自身の絵画を追求していきました。第2章では、その成果ともいえる油彩作品を展示します。また第3章では、2012年にパリのリトグラフ工房IDEMにて制作されたリトグラフ作品「AIWIP」のシリーズ9点をはじめ、比較的晩年に制作された作品にスポットを当てます。
宇都宮美術館所蔵作品を中心に、3章全43点の作品を通じて、辰野が初期の制作から一貫して興味を持ち、テーマとしていた「連続性と連続性の遮断や断絶」の展開を見据えながら、2014年に亡くなった辰野登恵子の絵画への取り組みを回顧する展覧会です。
イベント情報
*座談会
「辰野登恵子の出発点―1970年代を中心に―」
大石一義 氏 (デザイナー)
谷 新 (宇都宮美術館館長)
日時:8月11日[木・祝]、午後2時から (開場は午後1時30分)
会場:宇都宮美術館 講義室 (先着170名 聴講無料)

*学芸員によるギャラリー・トーク
解説:当館学芸員
日時:8月6日[土]、8月13日[土]、8月27日[土]、午後2時から
※ギャラリー・トークは、観覧チケットが必要です。展示室3にお集まりください。
会場住所
〒320-0004
栃木県宇都宮市長岡町1077
交通案内
自動車をご利用の場合
東北自動車道「宇都宮インターチェンジ」から約10km、「鹿沼インターチェンジ」から約14km。
北関東自動車道「上三川インターチェンジ」から約19km。

鉄道・バス等をご利用の場合
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)
JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。
ホームページ
http://u-moa.jp/
栃木県宇都宮市長岡町1077
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