このたび酒田市美術館では、酒田市出身の画家である佐藤真生氏 (1963- )の展覧会を開催します。佐藤氏は酒田東高等学校を卒業後、東京学芸大学美術科に入学。1990年の同大学院在学中に初個展「夕映えサーカス」を開催し、上野の森美術館大賞展・佳作賞を受賞。そして若手芸術家の登竜門ともいわれる安井賞展では賞候補に選出されました。以後数多くの個展や展覧会への出品を重ね国内外から注目を集めています。
また近年の作品は、油彩画にとどまらず、立体、映像、空間芸術といったより広い分野に及んでいます。
本展は、これまで制作されてきた作品と新作の展示(絵画、立体、映像、写真等)及び地元酒田市の小学生との共同作品(夢傘福)の制作・展示をとおして「間(Ma)」をキーワードとしながら故郷である酒田の人々と共に広がるイメージを表現する展覧会となります。