タイトル等
南桂子展 風のあわいに
小川イチの作品と共に
会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会期
2016-05-21~2016-08-16
好評につき 8月16日(火)まで会期延長!
※8月15日(月)も開館いたします
休催日
月曜日 (祝日の場合は開館し翌火曜休館)
開催時間
11:00~17:00
平日 11:00~17:00 土日祝 10:00~17:00
最終入館は閉館の30分前まで

●ナイトミュージアム 第1・3金曜日は夜8時まで開館
ご好評につき、ナイトミュージアムを再び開催いたします。本展覧会中、第1・3金曜日は20:00まで延長して開館。お仕事帰り、学校のあとにもゆっくり美術館を楽しんでいただけます。
*第1・3金曜…6/3、6/17、7/1、7/15、8/5 の5日間
*最終入館、カフェラストオーダーともに19:30
観覧料
大人 600円 大学・高校生 400円 中学生以下無料
概要
一抹の寂しさと、どこか懐かしさもあわせもつ独特の銅版画世界を作り出す南桂子(1911-2004)の展覧会です。樹は立ち並び、鳥や少女がたたずみ、果てしなく広がる空。その画面世界の住人たちは、見る人を誘うでもなく、拒むでもなく、ただそこにいるだけ。ある種の無関心さが、かえって私たちを安心させてくれるのかもしれません。
本展では南桂子の銅版画と初期の油彩、約40点とともに、南が画家として歩み始めた頃の友人で、生涯を通して交流のあった、小川イチ(1922-)の油彩、約15点を展示いたします。
南と小川が出会ったのは1940年代後半、戦後の復興期にあたり、女性の画家がまだ少なかった時代です。二人は芸術への期待を大いに抱き、洋画家・森芳雄のアトリエに集い、夢を語り合います。女性画家の育成を担う朱葉会などの団体展へも意欲的に作品を発表し、小川の方は若手の画家として注目されていきます。
その後、南がパリへ渡り、銅版画の道を見い出す一方、小川は国内で油彩画と向き合い、90歳を超えた今もなお、立軌展に発表しています。めまぐるしく変わる作風の中で一時期は南作品に響くような孤独な情景も描きましたが、80年代以降は主に桜の大樹をモチーフとし、「透けていく風の心境」とも評される作品を描き続けています。
海を隔てても、画家として、友人として、二人の心の交流は続きました。その二人の作品を半世紀近くの時を経た今、同じ空間に展示いたします。それぞれの表現方法で、たゆむことなく憧れや心のよりどころを描き通した、二人の女性画家の凛とした姿勢を、作品を通してご鑑賞いただけたら幸いです。
浜口陽三の銅版画約15点も併せて展示いたします。
イベント情報
●手製本ワークショップ 「重ねて物語をつむぐノート」
様々な色や形、質感の紙を組み合わせ、製本の基本技法である「一折中綴じ」でつくるノート。銅版画の版の重なりのように、紙の積層が一つの風景や物語を生み出します。半透明の表紙からは中の紙が透けて見え、飾って楽しむこともできます。
講師─本間あずさ (製本家/「空想製本屋」店主)
日時─6/20 (月)
【午前の回】10:30~13:00
【午後の回】14:00~16:30
定員─各回10名
持ち物─はさみ、カッター
A5サイズまでの好きな紙を綴じることも可能。使用したい紙があればご持参ください。
参加費─2300円 (入館料・材料費込)
申込─5/26 (木) 12:00より電話にて受付開始 (先着順)
※休館日の開催ですが、参加の方は展覧会をご覧いただけます。
※小学校高学年から参加可能。 (要大人同伴)
※お申込み後、開催直前でのキャンセルはご遠慮ください。

●寄せ木ワークショップ 「天然色のアクセサリー」
南桂子作品に出てくるモチーフを元に、色や形の異なる小さな木片を組み合わせてつくる寄せ木のワークショップ。ブローチ、キーホルダー、ピアスのいずれかを選べます。小学生以下のお子様の参加も歓迎です。(要大人同伴)
講師─西村真人 (木工ブランド「BUCHI MOKKOU(ぶち木工)」主宰)
日時─7/19 (火)
【午前の回】 10:30~12:30
【午後の回】 14:30~16:30
定員─各回10名
持ち物─汚れてもよい服装またはエプロン
参加費─2800円 (入館料・材料費込)
申込─5/26 (木) 12:00より電話にて受付開始 (先着順)
※休館日の開催ですが、参加の方は展覧会をご覧いただけます。
※小学校高学年から参加可能。 (要大人同伴)
※お申込み後、開催直前でのキャンセルはご遠慮ください。
ホームページ
http://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20160521-0807/
会場住所
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
交通案内
地下鉄

◎半蔵門線水天宮前駅 3番出口 徒歩1分
地下鉄半蔵門線の水天宮前駅の3番出口から地上に出たら、うどん屋さんと、細い道路を隔てて左斜め向かいに、1階ガラス張りのギャラリー風の建物を探してください。
入口上方に青色と黒色の旗(バナー)が見えます。

◎日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩8分
◎浅草線人形町駅 A5出口 徒歩10分
人形町通りを半蔵門線水天宮前駅方向へ、FedEx Kinko's Japan (フェデックス キンコーズ・ジャパン) を通り過ぎ、さらに200mほどまっすぐ行きます。首都高速高架のすぐ手前右側の厚木クリニックの角を右に曲がると2軒目の建物が美術館です。1階ガラス張り、入口上方の青色と黒色の旗(バナー)が目印です。

※日本橋三越前から歩くと20分以上かかります。最寄駅の水天宮前のご利用をおすすめします。


バス

中央区コミュニティバス(江戸バス) 北循環ルート
「蛎殻町一丁目水天宮前駅 <22番>」下車 徒歩3分
運行時間 20分間隔
料金 100円(未就学児無料)

主要駅からご利用の場合の所要時間
・東京駅から「東京駅八重洲北口(八重洲地下街北入口)<6番>」より約30分
・三越前駅から「本石町一丁目(日本橋三越前)<8番>」より約27分




首都高速 浜町出口から600m、約3分
首都高速 清洲橋出口から450m、約3分

東京シティエアターミナル駐車場入口前
※美術館には駐車場がありません。向かいのコインパーキングをお使いください。
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
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