- タイトル等
- 会場
- 町田市立国際版画美術館
- 会期
- 2016-04-29~2016-06-19
- 休催日
- 月曜
- 開催時間
- 10:00~17:00
平日 / 10:00~17:00 (入場は16:30まで)
土日祝 / 10:00~17:30 (入場は17:00まで)
- 観覧料
- 一般 800(600)円 / 大学・高校生・65歳以上 400(300)円 中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金 *展覧会初日4月29日(金・祝)は入場無料
*身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をご持参の方と付き添いの方1名は半額
- 主催者
- 町田市立国際版画美術館 読売新聞社 美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛 ライオン 清水建設 大日本印刷 損保ジャパン日本興亜 日本テレビ放送網
- 概要
いつも目にしている紙幣に線の世界が広がっていることをご存知でしょうか。よく見ると小さな画面のなかで細い線や太い線と、自由な曲線や規則的な点線とが組み合わさって肖像や風景が表わされているのです。その多くはビュランと呼ばれる版画の彫刻刀によって刻まれたもの。習得が難しく、制作にも時間がかかります。
それゆえ熟練の技はまさに超絶技巧。1ミリの間に10本以上の線を刻むだけでなく、様々な質感や量感を刻線のみで表わすことも可能です。また強じんな集中力をもって彫り続けるためでしょうか。ビュラン作品には作り手の心が強く反映されたものが少なくありません。版画家の手業 (てわざ) と精神が出会うとき、あらゆるものが版面に刻まれうるのです。
表現の可能性を開拓したアルブレヒト・デューラーをはじめとする西洋の先達たちと、その心技を昇華させた柄澤齊 (からさわ ひとし) ら日本の版画家たち ― 本展では彼らの作品約200点によって、ビュランから生まれる版画であるエングレーヴィング(直刻銅版画)と木口木版画の魅力にせまります。時空をこえて呼応しあう古今のビュラン作品をご堪能ください。
- イベント情報
- 記念講演会
「ど版画―ビュランは版画の王道」
講師:柄澤齊 (版画家)
日時:5月14日(土) 14:00~15:30
会場:1階講堂 先着100名
※入場無料
※混雑時は入場を制限する場合があります。
公開制作
「てのひらの宇宙―直刻銅版画・エングレーヴィング」
実演と解説:尾﨑ユタカ (銅版画家)
日時:5月7日(土) 13:30~16:00 ※途中休憩含む
会場:1階アトリエ
※入場無料
※混雑時は入場を制限する場合があります。
プロムナード・コンサート
演奏:Duo Iris (デュオ・イリス)
(真野謡子―ヴァイオリン、後藤加奈―ピアノ)
日時:5月28日(土)
①13:00~、②15:00~ (各回30分程度)
会場:エントランスホール
※どなたでもご鑑賞いただけます。
※座席のご用意はありません。
ギャラリートーク
館長/ 5月29日(日)
担当学芸員/ 5月15日(日)、22日(日)、6月5日(日)、12日(日)
※各日14:00から45分程度
※観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室入口にお集まりください。
体験コーナー
「ビュランにふれてみましょう」
日時:5月14日、6月4日(土) 各日11:00~12:30 / 14:00~16:30
会場:2階ロビー
※参加無料
※対象:中学生以上
※時間中は随時参加できます。
※混雑時はお待ちいただくこと場合があります。
- ホームページ
- http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2016-302