タイトル等
戦後ドイツの映画ポスター
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター
展示室(7階)
会期
2016-11-15~2017-01-29
休催日
月曜日、12月26日(月)から1月3日(火)は休室です。
開催時間
午前11時~午後6時30分
(入場は午後6時まで)
観覧料
一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
主催者
東京国立近代美術館フィルムセンター、京都国立近代美術館
協賛・協力等
後援:駐日ドイツ連邦共和国大使館
協力:ドイツ映画研究所(DIF)、サントリーホールディングス株式会社、Goethe Institut/ドイツ文化センター
概要
第二次世界大戦の終結後、政治対立により東西二つに分断されたドイツは、1990年に統一されるまでの間、冷戦の最前線にあって映画界も別々の道 を歩むことになりました。西ドイツでは映画製作が息を吹き返すとともにアメリカや西欧の映画が盛んに輸入され、東ドイツでは国営会社DEFAによって独自 の社会主義的な映画文化が育まれました。
そうした映画文化の分岐は、映画のポスターにも及びました。西ドイツでは、アート・フィルムを配 給する会社がハンス・ヒルマン、フィッシャー=ノスビッシュ夫妻ら新世代のグラフィック・デザイナーを積極的に起用し、時に大胆なタイポグラフィに訴えた 鮮烈なポスターが制作されました。一方で東ドイツでは、DEFAの采配のもと、エアハルト・グリュットナーやオットー・クンメルトらが、内省的な、しかし 宣伝美術の枠に囚われない自在な表現を生み出します。
この展覧会では、フィルムセンターと京都国立近代美術館の共催により、1950年代後半から1990年までに制作された85点(西ドイツ45点+東ドイツ40点)の映画ポスターを通じて、“鉄のカーテン”の両脇で花開いた二つのグラフィズムを紹介します。
またこの展覧会は、11月29日から12月25日まで開催される特集上映「DEFA70周年 知られざる東ドイツ映画」の関連企画として行われます。映画上映と併せてお楽しみください。
イベント情報
トークイベント
11月26日(土)冷戦下の東ドイツ映画
山根恵子氏(法政大学名誉教授、現代ドイツ文学・映像文化)

12月17日(土)戦後ドイツのポスター・グラフィック
寺本美奈子氏(グラフィックデザイン・キュレーター)

1月21日(土)展示品解説
フィルムセンター研究員が展示品を解説いたします。
詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

関連上映企画
DEFA70周年 知られざる東ドイツ映画
11月29日(火)~12月25日(日)
会場:フィルムセンター大ホール(2階)
詳細は該当チラシをご覧ください。
巡回等情報
巡回先
2017年4月19日(水)~6月11日(日)
京都国立近代美術館(4階コレクション・ギャラリー)

ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/germanposter/
会場住所
〒104-0031
東京都中央区京橋3-7-6
交通案内
東京メトロ 銀座線 京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ 徒歩1分
都営地下鉄 浅草線 宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ 徒歩1分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅下車、出口7より 徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より 徒歩10分
ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc.html
会場問合せ先
ハローダイアル 03-5777-8600
東京都中央区京橋3-7-6
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