石橋美術館は、60年前の1956(昭和31)年4月26日、石橋文化センターの中心施設として開館しました。その運営を、1977年より石橋財団がおこなってきましたが、今秋より久留米市に引き継ぐことになります。それにともない、名称も久留米市美術館へと変わることが発表されました。
石橋美術館は、東西の名画を見られる美術館として、青木繁・坂本繁二郎・古賀春江ら久留米出身の画家たちを紹介する美術館として、またさまざまなイベントを通して楽しんでもらう場として、周囲の美術館環境の変化に合わせながら活動を続けてきました。石橋美術館という名称での最後の展覧会となる本展では、60年の活動を石橋財団コレクションでたどります。