- タイトル等
人類史上最高のやきもの 海外初公開、初来日。
もう、二度と出会えないかもしれない。たった6点、世紀の展覧会。
- 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
展示室J
- 会期
- 2016-12-10~2017-03-26
- 休催日
- 月曜日(12/19、平成29年1/9、3/20は開館)、1/10(火)、3/21(火)、
年末年始〔平成28年12/28日(水)~平成29年1月4日(水)〕
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
※2016年12月16日(金)~12月25日(日)は午後7時まで夜間開館
※入館はいずれも閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 1,200(1,000)円、高校生・大学生 700(600)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料
- 主催者
- 大阪市立東洋陶磁美術館、國立故宮博物院、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- ◎特別協賛:イセ文化財団
◎協力:チャイナ エアライン(中華航空)、シーシーエス株式会社
- 概要
中国北宋時代(960~1127年)に宮廷用の青磁を焼成した汝窯は、「天青(てんせい)」とも形容される淡い青色系の典雅な釉色を追求しました。その神々しいまでに美しい色合いと質感、そして端正で上品な造形は、やきものの一つの究極の姿を示しています。
本展では、台北の國立故宮博物院から、汝窯の最高傑作であり、人類史上最高のやきものともいえる「青磁無紋水仙盆」をはじめとした北宋汝窯の青磁水仙盆計4点と、さらに清朝の皇帝がその「青磁無紋水仙盆」を手本につくらせた景徳鎮官窯の青磁水仙盆1点が初めて揃って海外に出品されます。汝窯青磁を代表する青磁水仙盆の名品が初めて一堂に集うこの千載一遇の機会を通して、歴代の皇帝たちが愛した汝窯青磁の美の真髄をご堪能下さい。
なお、本展に併せて館蔵品を中心に初公開作品も加えた特集展「宋磁の美」を同時開催いたします。「宋磁」の多彩な魅力をお楽しみ下さい。
- イベント情報
- 記念講演会
「清朝宮廷伝世の汝窯」
講師:余佩瑾氏(台北國立故宮博物院器物處處長)
日時:2016年12月11日(日)午後2時~4時(受付開始1時30分)
定員:70人 事前申込制[申込締切:11月25日(金)必着]
記念講座
「宋代汝窯青磁に見る満釉支焼(仮題)」
講師:唐小軒氏(吉林省博物院歴史部研究館員)
日時:2017年1月7日(土)午後2時~4時(受付開始1時30分)
定員:70人 事前申込制[申込締切:12月16日(金)必着]
館長講演会
「宋磁における汝窯の特質と高麗青磁(仮題)」
講師:出川哲朗(大阪市立東洋陶磁美術館館長)
日時:2017年1月15日(日)午後2時~4時(受付開始1時30分)
定員:70人 事前申込制[申込締切:12月22日(木)必着]
◎場 所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
◎参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
※お申込方法とご注意
・往復はがきに、講演会又は講座の日時・住所・氏名・電話番号を明記の上、東洋陶磁美術館学芸課までご郵送ください(はがき1枚につき1イベント、1名様有効)
・応募者多数の場合は抽選となります。
・お申込の際にご提出いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外は使用いたしません。
■連続講座
第1回「汝窯青磁水仙盆について」 2016年12月23日(金・祝)
第2回「汝窯窯址を訪ねて」 2017年2月11日(土・祝)
第3回「汝窯青磁研究の最前線」 2017年3月20日(月・祝)
いずれも午後2時~3時30分まで(受付開始1時30分)
■イブニング・レクチャー「汝窯青磁水仙盆の魅力」
2016年12月19日(月)、20日(火)、21日(水)、22日(木)、23日(金・祝) 午後6時から30分ほど
◎講師:小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員)
◎場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
◎定員:70名(当日先着順)
◎参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
※その他、担当学芸員による見どころ解説や李秉昌博士記念公開講座「北宋汝窯青磁と高麗青磁」(仮題)なども予定しています。詳細は決まり次第、当館ホームページ(http://www.moco.or.jp/)にて随時お知らせします。
- ホームページ
- http://www.moco.or.jp/exhibition/past/?e=366