タイトル等
齋藤富蔵 展
会場
宇都宮美術館
会期
2016-02-14~2016-04-10
休催日
毎週月曜日 [ただし3月21日は開館]、3月22日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般:600円(480円)
大学生・高校生:400円(320円)
小学生・中学生:200円(160円)
◎( )内は20名以上の団体料金

※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその同伴介護者(1名)は無料。
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。
※4月1日の「市民の日」は宇都宮市民は無料。
※毎月第3日曜日(2月21日、3月20日)は「家庭の日」です。
高校生以下を含むご家族が来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。
主催者
宇都宮美術館、下野新聞社
概要
齋藤富蔵は、故郷の宇都宮で長年にわたり独自の芸術を追い続けた画家です。1919年、宇都宮市に生まれ、1932年に入学した宇都宮市商業学校(現・栃木県立宇都宮商業高等学校)の商業美術部での作品制作をきっかけに絵画の道を志しました。卒業後は京都で日本画を学びますが、ほどなく東京で中西利雄や荻野康児に師事し本格的に水彩画を学びはじめます。1961年に病を得て宇都宮に帰郷した直後こそ苦労しますが、1964年からは3年連続の個展開催、1966年からは自宅に開設した絵画研究所で後進の指導にあたるなど、充実した活動を展開しました。齋藤作品の大きな特徴は、マチエール(画肌)の圧倒的な存在感にあります。とりわけ60年代の作品群では、“水彩画”の一般的なイメージからはかけ離れた厚塗りの作品を制作します。モチーフの質感を執拗なまでに追求することで、齋藤は独特の詩情を生みだすことに成功しました。一方70年代中頃からは作風を大きく変化させ、奥日光に取材した風景をバックに蝶や牛を大きく描いた作品を数多く手がけます。さらに80年代からはやはり同地の自然を幻想的に描いた「深山シリーズ」を展開しますが、それらの作品群を通じて齋藤は自然破壊を推し進める現代社会に対して厳しく警鐘を鳴らしています。本展覧会では、半世紀にわたる画業から代表作を中心に約140点を展観することによって、この知られざる画家の全貌を紹介いたします。
イベント情報
■ 齋藤富蔵ゆかりの方々によるギャラリートーク
講師 北條正庸 氏 (日本画家、創画会会員)、野澤宣夫 氏 (洋画家、一陽会会員)
日時 2016年2月20日(土)、2月27日(土)、3月12日(土) 午後2時から
*企画展チケットをお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。

■ 学芸員によるギャラリー・トーク
解説 当館学芸員
日時 会期中毎週土曜日(2月20日、2月27日、3月12日をのぞく) 午後2時から
*企画展チケットをお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
ホームページ
http://u-moa.jp/exhibition/exhibition.html
会場住所
〒320-0004
栃木県宇都宮市長岡町1077
交通案内
自動車をご利用の場合
東北自動車道「宇都宮インターチェンジ」から約10km、「鹿沼インターチェンジ」から約14km。
北関東自動車道「上三川インターチェンジ」から約19km。

鉄道・バス等をご利用の場合
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)
JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。
ホームページ
http://u-moa.jp/
栃木県宇都宮市長岡町1077
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