タイトル等
岡崎市制100周年・開館20周年記念
特別企画展
大鎖国展
―江戸に咲いた異国の花―
鎖国再考
会場
岡崎市美術博物館
会期
2016-04-09~2016-05-22
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般[高校生以上] 1000円(900円)、小中学生 500円(450円)
※( )内は20名以上の団体料金 ※未就学児は無料 ※岡崎市内の小中学生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けている方及びその介助者は無料
主催者
岡崎市美術博物館・中日新聞社
協賛・協力等
後援:愛知県教育委員会
概要
開館20周年だから実現できた展覧会
「鎖国」に再考を迫る160の優品が岡崎に集結

江戸時代の日本が完全に「鎖された国」ではなかったことは、広く認識されてきています。一方で海外渡航が禁止されるなど、世界とのつながりは限定的であったのもまた事実です。その限られた中でもたらされる異国の文物に人々は憧れ、時に誤解を伴いながらそれを受け入れていきました。本展では、国宝・重文二〇点あまりをはじめとした、古文書・典籍から絵画・工芸、日用品までの幅広い約一六〇件の資料が一堂に会します。資料の幅広さはそのまま、江戸時代の異文化受容の広がりを示しているといえるでしょう。美術・歴史の枠を超えた多様な側面から、「鎖国」を捉え直します。インターネットで簡単に世界につながる一方で、身近なことでも関心外のことは知ろうともしないことも多い現代。この展覧会を「開かれた」今を見つめ直す機会としていただけたら幸いです。
イベント情報
諏訪流放鷹術実演
将軍・天皇に仕えた格式ある流派―諏訪流
家康の愛した鷹狩を、命日に追善として開催
諏訪流は、狩猟の神を祀る諏訪神社で贄鷹の神事を執行していた、最も伝統的な特徴を残す流派の一つです。諏訪流放鷹術保存会に伝承された鷹匠の技とこころに触れる、非常に貴重な機会です。ぜひ皆さまお集まりください。
| 4月17日(日) 午後2時~ ※少雨決行
| 会場:岡崎市美術博物館北入口前
荒天の場合は、当館セミナールームで鷹匠との講話や鷹との記念撮影を行います。
※会場には観覧席等はございません。
※公園を利用しての実演です。公園利用者の安全な通行にご協力お願いします。

講演会
「鎖国」時代の日朝関係史
いわゆる「鎖国」時代の日本が唯一正式な外交関係を結んでいたのが朝鮮王朝です。その朝鮮と徳川日本との政治・経済・外交・文化にわたる交流の跡を、最新の研究にもとづいてたどっていきます。
| 日時:4月23日(土) 午後2時~
| 講師:池内 敏 氏 (名古屋大学教授)

シーボルトと福岡藩主黒田斉清の交流
―「シーボルト事件」再考
シーボルトの研究目的は何か。日本で何を見たか。そして福岡の殿様とどんな話をして事件が起こったのかみていきます。
| 日時:5月8日(日) 午後2時~
| 講師:宮崎 克則 氏 (西南学院大学教授)

鎖された国の異国体験
鎖国とは言いながら異国とは濃密な関係をもった徳川日本。中国、オランダの影響が著しい絵画を取り上げ、交流の跡を追います。
| 日時:5月14日(土) 午後2時~
| 講師:榊原 悟 (当館館長)

<講演会共通>
| 会場:当館1階セミナールーム
| 定員:70名 (先着順、入場は午後1時~)
| 聴講無料
※整理券の配布等は行いません。

ワークショップ
万華鏡工作教室 ―あなただけの異国の花を咲かそう
万華鏡は1817年にスコットランドの科学者ディヴィッド・ブリュースターにより特許が取得されましたが、その2年後には既に日本に輸入されていたと言われます。その万華鏡を専門に収集・展示している「京都万華鏡ミュージアム」スタッフを講師に迎え、世界に1つだけの万華鏡を作っていきます。また現代の作家による作品も実際に手に取って鑑賞できます。江戸時代人びとを魅了した異国の花の世界を一緒に体験しましょう。
| 日時:5月5日(木・祝) ①午後1時30分~ ②午後2時30分~
| 会場:当館2階情報コーナー
| 定員:各回15名ずつ (応募多数の場合は抽選)
| 費用:520円 (作成キット代)
<ワークショップのお申込み方法>
往復はがきの「往信用裏面」に ①代表者氏名・年齢 ②郵便番号・住所 ③電話番号 ④参加者全員(5人まで)の氏名・年齢、「返信用表面」に 代表者の郵便番号・住所・氏名 を明記の上、当館までお申込みください。
申込先:〒444-0002 岡崎市高隆寺町峠1
岡崎市美術博物館「万華鏡工作教室」係
申込締切:4月13日(水)必着

学芸員によるギャラリートーク
| 日時:4月16日(土)・4月29日(金・祝)・5月15日(日)
いずれも午後2時~ (当日の観覧チケットが必要です)
| 会場:当館1階展示室
展示替え情報
会期中展示替えを行います。
●前期:4月9日(土)~5月1日(日)
●後期:5月3日(火)~5月22日(日)
会場住所
〒444-0002
愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
交通案内
飛行機

中部国際空港(セントレア)から
空港バスにて名鉄「東岡崎駅」まで約70分
または、
名鉄電車(特急)にて名鉄「東岡崎駅」まで約70分(神宮前駅にてのりかえ)

「東岡崎駅」からはバス・タクシーでの行き方をご覧ください。


電車・バス

名鉄「東岡崎駅」から

名鉄「東岡崎駅」北口バスのりば2番より【中央総合公園行】に乗車、【美術博物館】下車(370円)、徒歩3分。
(補足) 土曜日・日曜日・祝日は1番のりば「おかざきエクスプレス(岡崎拠点快速バス)」もご利用できます。(370円)

JR「岡崎駅」から

JR「岡崎駅」バスのりば2番または1番【おかざきエクスプレス】に乗車、【東岡崎駅】下車(230円)、のりかえ。名鉄「東岡崎駅」北口バスのりば2番より【中央総合公園行】に乗車、【美術博物館】下車(370円)、徒歩3分。
(補足)土曜日・日曜日・祝日は「おかざきエクスプレス(岡崎拠点快速バス)」にて直行。JR「岡崎駅」バスのりば1番【おかざきエクスプレス】に乗車、【美術博物館】下車(530円)、徒歩3分。


タクシー

名鉄「東岡崎駅」から15分
JR「岡崎駅」から25分


お車

東名高速道路・国道1号線から
東名・岡崎インターを出て豊橋方面へ向かいます。
国道1号線を直進し、1つ目の信号「大平町新寺」交差点を左折、直進します。
モニュメントのある「市民病院東」交差点を右折。岡崎中央総合公園に入ります。
公園内からは看板が出ています。
ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/index.html
愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索