展覧会「暮らしのうつりかわり」も4回目となりました。例年は岡崎市美術博物館で開催している展覧会ですが、施設改修工事のため休館中ですので、今年は会場をおかざき世界子ども美術博物館に移して、2館共催で開催いたします。
暮らしの変遷をテーマに、岡崎市美術博物館とおかざき世界子ども美術博物館が所蔵する古い生活道具や、小学校の教科書、玩具などを中心に紹介していきます。いろいろな生活道具は多くの方々からの寄贈品でもあり、身近な郷土の暮らしを伝える資料として公開し、後世へ伝えることを兼ねた展覧会でもあります。
そして、公立小学校3年生の社会科「くらしのうつりかわり」への学習支援も兼ねて、子どもたちに昔の道具の実物を間近に見てもらう機会を提供するものです。昔の人たちが道具を大切に使ってきたということを感じてもらう、身の回りの古い道具を探す、昔の暮らしの様子をさぐる手助けとなればと考えます。また、大人の方には暮らしのうつりかわりを振り返ることで単に懐かしさだけでなく、今の私たちの生活を再認識していただきたいと思います。