北方文化博物館のある沢海(そうみ)という集落はおよそ270戸の家々が立ち並び、上手の方へ(光圓寺の方へ)まっすぐにのびてゆきます。かつては城下町だったことをうかがわせる、新潟市内でも珍しい光景です。
では沢海とはどんな集落だったのでしょう。沢海まちあるきガイドの面々が、家々を伺い、各家庭のアルバムから驚くべき豊かな沢海の表情を見つけ出してくれました。
「沢海 懐かしの写真展」はそんなスナップ写真109点を集めたものです。よくこんな素敵な写真を撮影した人がいたもんだと思いました。だから沢海を知らない方でも大丈夫。生き生きとした写真が集まりましたので、眺めていると自然と元気になりますよ。同時に沢海の風土や歴史を知っていただきたいと思います。
例えば、50年前のお祭りの風景や沢海小学校、焼山の分校、光圓寺の新しい鐘が到着した日、などなど懐かしい時代の人びとに出会えます。ぜひご覧になりに来てください。
なお、3月27日(日)と、4月10日(日)に「沢海まちあるき」を開催します。あわせて皆様のご参加をお待ち申し上げております。