宮城県芸術協会とカメイ美術館は、芸術協会の創立期から現在に至る芸術祭審査委員の作品展を「草創期の10人」、「継承する力」、「自律の様相」、「個の展開」と、昭和39年から63年の芸術祭受賞作品展を「光芒の昭和」と題し、平成21年度(2010年)より5年にわたり開催してまいりました。
それを引継ぎ、昨年度より2部構成で平成元年からの宮城県芸術祭賞受賞作品展を開催しております。今回は平成14年から26年までの日本画・洋画双方の受賞作品を中心とする展示で、21世紀の幕開けともなる13年間の作品となります。宮城絵画の今世紀の展開のコンテクスト―背景としての意義は少なからずあると思われますので、どうぞご高覧いただきたく存じます。
なお、都合により一部、授賞作品以外の同時期に制作した作品を展示しております。