- タイトル等
もうひとつの輝き
最後の印象派 1900-20's Paris
アマン=ジャン、マルタン、シダネル、カリエール―
- 会場
- ひろしま美術館
- 会期
- 2016-01-30~2016-03-27
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時~午後5時
(入館は4時30分まで)
1月30日(土)は午前10時からの開会式終了後、開場いたします。
- 観覧料
- 一般/ 1,300(1,100)円、シニア/ 1,100円、高・大生/ 1,000(800)円、小・中生/ 600(400)円
( )内は、前売りおよび団体(20人以上)の料金。
●コレクション展示(フランス近代美術)もご覧いただけます。 ●シニアは65歳以上。年齢確認の出来るものをご提示ください。
●障害者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1名が無料になります。
<前売券発売所>
ひろしま美術館、中国新聞各販売所(取り寄せ)、中国新聞社読者広報部、広島市内の主なプレイガイド、画廊、画材店、書店、セブン-イレブン(http://7ticket.jp)チケットぴあ(Pコード:767-204)、ローソンチケット(Lコード:63969)
- 主催者
- 公益財団法人ひろしま美術館/広島ホームテレビ/中国新聞社
- 協賛・協力等
- 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/広島県教育委員会/広島市教育委員会/中国放送/広島テレビ/テレビ新広島/広島エフエム放送/FMちゅーピー76.6MHz
協力:日本航空 企画協力:ブレーントラスト 協賛:広島銀行
- 概要
19世紀末から20世紀初頭、華やかなるパリにおいて、自然と向き合う印象派の制作態度を継承しつつ、そこに豊かな詩情を盛り込んで独特の世界を作り上げた、アンティミスト(親密派)と呼ばれる画家たちがいました。本展は、彼らが中心となって立ち上げた「画家彫刻家新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)」* に焦点をあてた日本初の展覧会です。あたたかく穏やかな画面に、深い詩情を感じさせる彼らの作品は、当時のフランス美術界において高い評価を得ていたにもかかわらず、フォーヴィスムやキュビスムなどの前衛美術の陰で、今日まで忘れ去られていました。しかしアマン=ジャン、マルタン、ル・シダネルらは、当時のパリの人たちに愛された、まさにその時代を代表し、印象派へと遡るフランス美術を直接継承する「最後の」存在でもあります。本展では彼らの甘美な作品を通じて、この時代のもうひとつのパリの姿をご紹介します。
*画家彫刻家新協会 (ソシエテ・ヌーヴェル、La Société Nouvelle des Peintres et Sculpteurs) : 1900年にパリで新鋭の芸術家たちの作品を発表する目的で結成されたグループ。アカデミー出身の画家が多い一方、印象派の自然に対する感覚的見方を共有しており、グループ展などで成功を収めた。
- イベント情報
- ● 開催記念座談会
ソシエテ・ヌーヴェルとその時代~20世紀初頭の美術動向を読み解く~
日時:3月13日(日)
基調講演:
混沌の時代の静寂 (しじま) ―20世紀の<印象派>ソシエテ・ヌーヴェル
時間:13:30~15:00
講演者:河本真理氏 (日本女子大学 教授)
座談会
時間:15:15~16:00
登壇者:河本真理氏、古谷可由 (当館学芸部長)
会場:美術館地下講堂
● 「最後の印象派展」連続トークイベント
当館学芸員が、本展の魅力を様々な切り口で解説します。
・ メープルサロン鑑賞会
2月2日(火) 14:00~15:00 「サロンの歴史とソシエテ・ヌーヴェル」
・ ミュージアムトーク
2月13日(土) 11:00~12:00 「ソシエテ・ヌーヴェルの成立と役割」
3月12日(土) 11:00~12:00 「ル・シダネルとその周辺」
会場:ミュージアムトークは本館ホール、鑑賞会は美術館地下講堂
※いずれも聴講は無料ですが、当日有効の入館券(鑑賞会は半券可)が必要です。
- ホームページ
- http://www.hiroshima-museum.jp/special/detail/201601_LastImpressionists.html