タイトル等
分館爲三郎記念館企画展
愛知県立芸術大学 五十周年関連事業
照らす光と照らされるもの
~柴崎幸次の灯りの世界~
会場
古川美術館 分館爲三郎記念館
会期
2016-01-02~2016-03-06
休催日
月曜日
※1月11日(月・祝)は開館、翌1月12日(火)は休館
開催時間
午前10時~午後5時
(最終入館は午後4時半)
※2月2日・2月20日は記念館のみアーティストトークの為17:30まで開館
観覧料
大人 1,000円 / 高・大学生 500円 / 小・中学生 300円
※古川美術館、分館爲三郎記念館 共通券となります。
※割引券の併用はできません。

■100円割引
◎10名様以上の団体 ◎同展覧会2回目ご来館で半券提示の方
◎当館ホームページ割引券ご利用の方 ◎各種友の会会員証提示の方
◎名古屋市交通局ドニチエコきっぷ、一日乗車券提示の方
■200円割引
◎20名様以上の団体 ◎JAF会員カード提示の方
■300円割引
◎爲三郎の長寿と誕生日1/18日に因んで毎月18日、65歳以上の方(年齢が確認できるものを提示)
◎有料イベントにご参加の方
■半額
◎身障者および同伴者2名様は半額 ◎パスポート会員同伴者4名様は半額
◎和装の方 ◎申年の方 (年齢証明できるものを提示)
◎バレンタインの2月14日に来館のカップルの方
■無料
◎毎週土曜日は小・中学生は無料 / 成人の日に来館の新成人 (年齢が証明できるものを提示)
■その他
◎両館共通チケット提示で分館爲三郎記念館の呈茶200円引

チケットぴあ前売販売
◎販売期間:10月24日(土)~3月6日(日) ◎Pコード:767-153
主催者
公益財団法人古川知足会/愛知県立芸術大学
協賛・協力等
後援 愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 ひまわりネットワーク株式会社
概要
爲三郎記念館(古川美術館 分館)は、数寄の姿をとどめる邸宅として公開されている日本建築です。母屋の爲春亭(いしゅんてい)、四季折々の美しさをみせる日本庭園、茶室知足庵(ちそくあん)により構成されています。この記念館には日中から日没、そして夜へと刻々と変化する光の様を感じることができる様々な仕組みが隠されています。
本展では、日本家屋でしか味わうことのできない光の陰影の世界を立体感のある和紙の照明「Nightface series」と繊細な截金(きりかね)作品によって表現します。
柴崎幸次(愛知県立芸術大学教授)による「Nightface series」は、明るい環境では和紙に包まれた白い箱に見えますが、暗い環境では内部照明の作り出す灯りによって、複雑な“だまし絵”のような立体感が現れます。この立体感は和紙を何層にも重ね貼りし、透過した光の陰影の差によって生まれます。特に光の変化がある日没に近い時刻には、よりリアルな迫真性が現出します。鈴木美賀子(截金作家)が手掛ける截金は、繊細な幾何学模様を細い線や四角、円形などに截った金箔で文様を作り出す伝統技法です。
本展では、「Nightface series」の中から花のシリーズ 『カキツバタ』、『弥生のころ』、幾何学模様の『複雑な三角の積木』、『三階菱の行灯』などを展示します。そして截金作品は、截金としては珍しい自作大判和紙に、繊細な幾何学模様を表現した屏風やタペストリーを中心に展示します。
様々な陰影を映し出しながら自ら光を放つ照明と、その光に照らされることによってきらめくような輝き見せる截金。この二つが日本家屋の爲三郎記念館で出会うことによって生まれる、“共鳴する光の様”をどうぞご鑑賞ください。
(照明の見頃は、日没間近の時間帯16時ごろからです)
イベント情報
■ 柴崎幸次・鈴木美賀子アーティストトーク
光の変化が大きい日没間近いから、特別に開館時間を延長して作品解説を行います。暮れゆく記念館で輝きを増す灯りと、きらめく截金の世界をお楽しみください。
日時| ①1月2日(土) 15:00~ ②2月2日(火) 16:30~ ③2月20日(土) 16:30~
※ ②③は灯り作品の幻想的な姿をご鑑賞いただくため、特別に17:30まで開館します
参加費| 無料 (別途入館料必要)
場所| 爲三郎記念館邸内

■ 摺箔 (すりはく) ワークショップ (要予約)
自分で彫った型紙の上に糊をおき、その上に金箔・銀箔をのせて文様を表す摺箔の技法です。和紙ハガキに素敵な模様を作ります。
日時| 2月2日(火) 13:30~
講師| 鈴木美賀子 (截金作家)、柴崎幸次
参加費| 1500円* (別途入館料必要)
定員| 16名 (作業ができる服装でお越しください)
場所| 古川美術館 3階会議室

■ 愛知芸術文化協会ANET てな 東日本大震災チャリティイベント
「てな」は2011年4月から12年3月まで毎月古川美術館でチャリティコンサートを行いました。震災から5年目となる今年、再び1日限りの公演を行います。日本舞踊、華道、長唄、三味線、モダンダンス等の新たなる世界をお楽しみ下さい。
日時| 3月5日(土) 第1部 11:00~11:30 / 第2部 14:00~
出演者| 愛知芸術文化協会 ANET てな (石田巳賀・工藤倉鍵・西川千雅 他)
場所| 爲三郎記念館邸内

■ 新春 正月茶席
お正月を寿ぐ茶席です。予約不要で随時、お気軽にご参加ください。
日時| 1月2日(土)・3日(日)
午前の部 10:30~12:30 / 午後の部 14:00~16:00
場所| 爲三郎記念館 桜の間
※通常の呈茶料金で楽しめます。 (別途入館料必要)

■ 桃の節句茶席 (要予約)
桃の節句の道具立てで、節句を祝います。
日時| 3月3日(木)
1席目 10:30~ / 2席目 11:30~ /
3席目 13:30~ / 4席目 14:30~ / 5席目 15:30~
参加費| ¥1,000* (別途入館料必要)
定員| 各12名
場所| 爲三郎記念館 ひさごの間

[ 爲三郎ウィーク 1/13 (水)~1/17 (日)
初代館長 古川爲三郎の誕生日(1/18)を祝し、1/13~17まで、爲三郎weekとして爲三郎にちなんだ作品、愛用した品々などを展示します。
① 爲三郎特別ギャラリートーク
爲三郎の誕生日(1/18)を祝して、古川爲三郎の生涯をご紹介します。
日時| 1月17日(日) 14:00~

② 誕生日茶会 (要予約)
爲三郎翁が長寿の秘訣として毎日愛飲した抹茶を、愛蔵の茶道具で楽しみます。
日時| 1月16日(土)
1席目 10:30~ / 2席目 11:30~ /
3席目 13:30~ / 4席目 14:30~ / 5席目 15:30~
参加費| ¥1,000* (別途入館料必要)
定員| 各12名
場所| 爲三郎記念館 ひさごの間

(!) *印の参加費があるイベントにご参加の方は一般入館料が¥300引きになります

[お問合せ・申込み]
ご予約など、お問い合わせは古川美術館までお電話ください。
TEL 052(763)1991
FAX 052(763)1992
会場住所
〒464-0066
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
交通案内
【電車ご利用の場合】
地下鉄東山線 池下駅1番出口より東へ徒歩3分
地下鉄東山線 覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分

【市バスご利用の場合】池下下車
(金山より)金山11系統/(大森車庫より)幹砂田1系統/(猪高車庫より)池下11系統/(猪子石団地より)茶屋12系統
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
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