シュウゴアーツ ウィークエンドギャラリーは12月20日(日)よりロンドン在住のアーティスト中島吏英(なかじまりえ)の個展「おとになる」を開催します。
中島吏英は15年前に英国に渡って後、やがて電池仕掛けの小さなオブジェたちの生み出すある種プリミティブとも呼ぶべき、動きと音によって組み上げられていく世界にとらわれました。
あたかも箱庭のオブジェ群に向き合うかのごときアプローチで、エントロピー的な動きと音の群れを進行・指揮するパフォーマンス・スタイルによって、近年サウンドアートとビジュアルアートの双方の領域にわたり注目されています。
アーティストウェブサイト http://www.rienakajima.com/
今展では、六週間の会期中にアーティスト本人が、青木淳デザインによる正面壁のない、また天井に照明器具のない、実験的なギャラリー空間に通って、作品に手を入れていくことにより変容していくものになります。
展覧会初日から最終日まで三回にわたりパフォーマンスを予定しています。
(12月20日、1月17日、1月31日の各日曜日)
特に1月17日はゲストに独自の音世界を創り出した先人、鈴木昭男さんを迎えてのパフォーマンスとなります。