- タイトル等
「第10回 shiseido art egg」展
- 会場
- 資生堂ギャラリー
- 会期
- 2016-02-03~2016-04-22
川久保ジョイ展 2016年2月3日(水)~2月26日(金)
GABOMI.展 2016年3月2日(水)~3月25日(金)
七搦綾乃展 2016年3月30日(水)~4月22日(金)
- 休催日
- 毎週月曜 (祝日が月曜にあたる3月21日も休館)
- 開催時間
- 11:00~19:00
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
- 観覧料
- 入場無料
- 主催者
- 株式会社 資生堂
- 概要
資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、100年近くにわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg (シセイドウ アートエッグ)は、その活動の一環として、新進アーティストの皆さんにギャラリーの門戸を広く開く公募制のプログラムです。
10回目となる本年度は、全国各地より370件の応募をいただきました。
年代別の応募構成比は、20代~30代の方が全体の80%を占めました。資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案された中で、独自の視点から世界を捉える感性豊かな川久保ジョイ(かわくぼじょい)、GABOMI.(がぼみ)、七搦綾乃(ななからげあやの)の3名が入選となりました。
※ shiseido art eggは例年1月~3月に開催しておりますが、第10回shiseido art eggは2016年2月~4月の開催となります。
審査員:岡部あおみ (美術評論家/資生堂ギャラリーアドバイザー)
水沢勉 (神奈川県立近代美術館館長/資生堂ギャラリーアドバイザー)
資生堂 企業文化部
資生堂ギャラリーでは、下記の日程で入選者それぞれの個展を開催いたします。
次代を担う3名の作家たちの個展に、ぜひご注目ください。
また、展覧会終了後、3名の審査員が3つの個展の中から shiseido art egg 賞を選出します。
今年度の審査員は、石川直樹 (いしかわなおき:写真家)、小沢剛 (おざわつよし:美術家)、藤野可織 (ふじのかおり:小説家)の3氏です。
受賞者は2016年5月下旬ウェブサイトにて発表します。こちらもご期待ください。
■ 川久保ジョイ展 <インスタレーション>
2016年2月3日(水)~2月26日(金) 21日間
川久保ジョイは、写真、映像、光や音などを用いて世界をとらえるインスタレーションを制作しています。2012年以降は震災後の福島で放射線量の高い地域に一定期間フィルムを埋め、感光による色の変化を通じて目に見えない原子力を映し出す写真を制作したり、スペインに移住した自身の家族の記憶と歴史との接点を探ってきました。本展では、銀座という場の歴史を参照しつつ、ギリシャ神話を題材に現代社会のあり様に迫ります。
■ GABOMI.展 <写真>
2016年3月2日(水)~3月25日(金) 21日間
GABOMI.は、写真表現そのものを問う作品を制作しています。
自身が考案した「TELENS(手レンズ)」という手法は、露光のためにカメラレンズを通じて光を取り込むという写真撮影の前提を問いなおす試みです。自身の身体の一部である手をカメラのボディと組み合わせ、手で光を調節することで、カメラレンズヘの依存から解放されたイメージをつくります。デジタル画像加工は一切行わず、写真表現の新たな可能性を追求します。
■ 七搦綾乃(ななからげあやの)展 <彫刻>
2016年3月30日(水)~4月22日(金) 21日間
七搦綾乃は、主に自然物をテーマにした木彫作品を制作しています。着色をほとんど施さず、木の素材感を大切にした表現からは、ありのままに自然を受けとめ、その変化の中に美を見出す姿勢が感じられます。本展では、枯れゆく植物をモチーフにした新作やドローイングを通じて、たしかに存在するがつかみどころのない、植物に変化をもたらす「自然の時間」に目を向けます。
- イベント情報
- 作家によるギャラリートーク
作家本人が会場で自作について解説します。
① 川久保ジョイ展
2016年2月6日(土) 14:00―14:30
② GABOMI.展
2016年3月5日(土) 14:00―14:30
③ 七搦綾乃展
2016年4月2日(土) 14:00―14:30
会場:資生堂ギャラリー
予約不要
お問い合わせ:資生堂ギャラリー
tel.03-3572-3901 fax.03-3572-3951
- ホームページ
- http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/