- タイトル等
犬塚勉展 永遠の光、一瞬の風。
自然を描くとは、しぜんとは?
- 会場
- 高崎市美術館
- 会期
- 2015-12-04~2016-01-31
- 休催日
- 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、祝日の翌日、年末年始
(会期中は 12/7・14・21・24・28~1/4・12・18・25)
- 開催時間
- 午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで) 金曜日のみ午後8時まで (入館は午後7時30分まで)
- 観覧料
- 一般 600(500)円 / 大高生 300(250)円
*( )内は20名以上の団体割引料金 *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
- 主催者
- 高崎市美術館
- 協賛・協力等
- 後援=群馬県山岳連盟、群馬県勤労者山岳連盟、朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、NHK前橋放送局、群馬テレビ、J:COM群馬、FM GUNMA、ラジオ高崎
- 概要
「もう一度水を見てくる。」そう言い残して山に逝った夭折の画家、犬塚勉(1949-1988)。美術教師をしながら山野を歩き、渓流を遡行して描き続け、ついに38歳で群馬県と新潟県境の谷川岳エビス大黒の頭 (かしら) で力尽きました。彼が画面に取り込もうとしたのは永遠の光、そして一瞬の風―。今、自然を凝視するそのまなざしによって描かれた細緻な描写が静かな感動を集めています。登山をきっかけに、本格的な自然写生による制作を始めてから急逝するまで、わずか4年。「描きたいのは風景ではなく、自然である」という志のとおり、風や光、空気、時の移ろい、湿度、香りなど自然や生命が体現している一瞬にして永遠の一体感をそのまま画布に定着させました。
本展では、代表作《梅雨の晴れ間》《縦走路》から谷川連峰赤谷川本谷 (あかやがわほんたに) 取材中に絶筆となった《暗く深き渓谷の入口Ⅰ》まで、「写生からリアリティへ」「山から森へ」「切り株からブナへ」「渓谷にて」という4章で犬塚が取材したモチーフの変遷を追うとともに、自然への眼を培っていた初期の風景画も含め、85点でその画業を振り返ります。
- イベント情報
- 1. 犬塚陽子さんクロストーク
「犬塚勉がみつけた真実―自然に魅入られた画業から」
講師:犬塚陽子 (犬塚勉夫人)×佐藤美子 (川崎市市民ミュージアム学芸員)
日時:12/20 (日) 午後2時より
会場:高崎市南公民館
申込:高崎市美術館にて 11/15(日) 午前10時より電話受付をいたします。
定員:80名 (全席自由)
*クロストークは参加無料ですが、展覧会を観覧される方は、別途美術館観覧料が必要です。
2. クリスマスコンサート
「犬塚勉が好きだったバロック音楽の夕べ」
演奏:本多悦子 (リコーダー奏者)、鷲崎美和 (チェンバロ奏者)
日時:12/25 (金) 午後6時30分より1時間程度
申込:高崎市美術館にて 11/15(日) 午前10時より電話受付をいたします。
(全席自由。お席は40席ほどです。)
3. 学芸員によるギャラリートーク
日時:12/12、12/26、1/16、1/30 いずれも(土) 午後2時より
*3は予約の必要はありません。
- ホームページ
- http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2015102500011/