夢二郷土美術館の創設者であり、初代館長をつとめた松田基のコレクションより、竹久夢二(1884~1934)の名品と共に、岡山市北区出石町出身の画家・国吉康雄(1889~1953)の作品をご覧いただきます。
夢二と5歳違いで岡山に生まれ、16歳で渡米し同地で活動した国吉康雄は、当時のアメリカを代表する美術家の1人として高く評価されています。今年4~8月にかけてはワシントンD.C.にあるスミソニアン・アメリカン・アートミュージアムで回顧展が開催されました。当館では10年ぶりに、版画作品を中心としたコレクションをご紹介します。
あわせて夢二の名品を展示し、1年間夢二について勉強してきた「こども学芸員」の選んだ作品と、こどもたちによる作品解説も展示します。こどもたちの豊かな感性で見た夢二作品の解説は必見です。