来る5月、伴 幹雄展を開催します。
伴は今何処にいるの? というほど各地を渡り、制作場所を変える人である。作品そのものの変化が多く、今の作品は?
ということで想定できない不安も大いにある。確か数か月ほど前は「ダンスをする人シリーズ」で踊る人がモチーフの主流であった。今回は色の中に人がうずもれた気配が残る、という作品になっていると言うので、見つめてみるとなるほど人がいる。
一貫して流れるのはカラーリストであること。画像より実画の方が美しい色合いである。多色であっても、しつこさのない色調がとても美しい。30号から小品まで15点くらいの出品となる。