昨年度、当館が新たに収蔵した作品をご紹介します。日本画では、呉市出身の船田玉樹の大作と、日本を代表する漆芸家、六角紫水の作品を展示。油彩画では、福山市出身で、伸びやかな画風が持ち味の緒方亮平の4作品と、北広島町出身の靉光による繊細な静物画。西洋美術では、20世紀を代表するイタリアの彫刻家、マリノ・マリーニの版画を収蔵。立体作品では、尾道市出身の吉田正浪と、広島市出身の漆芸家、河面冬山の資料を収蔵しました。これらの新収蔵品に、新たに寄託を受けた《源氏物語図》と神田周三の戦前作を加え、全19件の初お披露目を行います。