- タイトル等
第67回 正倉院展
- 会場
- 奈良国立博物館
- 会期
- 2015-10-24~2015-11-09
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時~午後6時
金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月24日、25日、10月30~11月1日、3日、6日~8日)は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般
(当日(個人)) 1,100円 (前売・団体) 1,000円 (オータムレイト) 800円
高校・大学生
(当日(個人)) 700円 (前売・団体) 600円 (オータムレイト) 500円
小・中学生
(当日(個人)) 400円 (前売・団体) 300円 (オータムレイト) 200円
※団体は20名以上です。
※オータムレイトチケットは、閉館の1時間30分前から入場できる当日券です (当館当日券売場のみで、閉館の2時間30分前から販売します)。購入者には、記念品を進呈します。
※障害者手帳をお持ちの方 (介護者1名を含む) は無料です。
※観覧券は下記の窓口にて販売します。(前売券の販売は、9月9日(水)より10月23日(金)まで、当日券の販売は10月24日(土)より11月9日(月)までです。)
当館観覧券売場、近鉄主要駅、近畿日本ツーリスト、JR東海ツアーズ、JTB、日本旅行、チケットぴあ・サークルK [Pコード:767-044]、ローソンチケット [Lコード:58500]、セブンイレブン、CNプレイガイド、イープラス(http://eplus.jp)
※正倉院展の会期中、なら仏像館と青銅器館は休館しています。
- 主催者
- 奈良国立博物館
- 協賛・協力等
- 協賛:岩谷産業、NTT西日本、キヤノン、京都美術工芸大学、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、ダイキン工業、大和ハウス工業、白鶴酒造、丸一鋼管
特別協力:読売新聞社
協力:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、ミネルヴァ書房、読売テレビ
- 概要
大和路に秋の深まりを告げる正倉院展は、今年67回目を迎えます。本年は12件の初出陳を含む63件の宝物が出陳され、天平時代の文化や暮らしの一端に触れていただけます。
正倉院宝物の中心をなす聖武天皇ご遺愛の宝物からは、『国家珍宝帳 (こっかちんぽうちょう)』の筆頭に掲げられる袈裟 (けさ) のうち、中国に初めて密教を伝えたインド出身の僧・金剛智 (こんごうち) 所用の由緒 (ゆいしょ) を持つ七条褐色紬袈裟 (しちじょうかっしょくのつむぎのけさ) が出陳されます。また同じく同帳に記載される彫石横笛 (ちょうせきのおうてき)・彫石尺八 (ちょうせきのしゃくはち) は珍しい石製の楽器です。背面のモザイク文様が印象的な紫檀木画槽琵琶 (したんもくがそうのびわ) など東大寺に伝わった楽器とともに天平の調べを想像してみてはいかがでしょうか。
ところで、今年は裁縫の上達を願って七夕 (たなばた) に行われた行事に関わる品がまとまって出陳されるのも注目されます。色鮮やかな糸や儀式用の大きな針からは当時の人々の気持ちがひしひしと伝わってくるようです。また、朝廷にものさしを献ずる儀式に使用されたとされる紅牙撥鏤尺 (こうげばちるのしゃく) は23年ぶりの出陳。正倉院宝物には珍しい天人の姿が刻まれています。斑犀尺 (はんさいのしゃく)、木尺 (もくしゃく) と多様なものさしが今年は展示室に揃います。
このほか、近時の調査によって従来の説を覆す成果が得られた動物の毛を使用した宝物や、動物が表された多彩な宝物など、様々な宝物が揃う正倉院展ならではの魅力を、この機会にそれぞれに感じていただければ幸いです。
- イベント情報
- 公開講座
10月31日(土)
「王朝びとの年中行事 ―文学と絵画をめぐって―」
冷泉為人氏 (公益財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長)
11月3日(火・祝)
「正倉院の仏具とその収納箱」
清水 健 (奈良国立博物館工芸考古室長)
11月7日(土)
「奈良時代の衣服」
田中陽子氏 (宮内庁正倉院事務所整理室長)
各回とも 午後1時30分~3時 (開場は午後1時)。当館講堂にて。
定員 194名 (先着順。午後1時より講堂入口にて入場券を配布します)。
聴講無料。
※入場の際には、第67回正倉院展の観覧券もしくはその半券・国立博物館パスポート等をご提示ください。
正倉院学術シンポジウム2015
「正倉院と奈良国立博物館 ~120年のあゆみ」
日時:平成27年 11月1日(日) 午後1時~5時30分
会場:奈良県春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ (旧:奈良県新公会堂)
レセプションホール1 (定員250名)
事前申込制。申込方法は当館ホームページ等でご確認ください。
- ホームページ
- http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2015toku/shosoin/2015shosoin_index.html