川口に製作の拠点を構え活動している匠たちに着目する展覧会。第5回目は製造業の根幹にあり、ものづくりに欠くことのできない「信頼」をつないで木型を製作する4人の匠の仕事を紹介します。
新しくつくられる製品の原型となる木型。常に前例のない設計・実現のために高い技術と想像力が要求され、鋳物とともにまちの発展を支えてきた陰の立役者ともいえる存在です。その制作過程を展示することで匠それぞれの「信頼」の表現を映し出すとともに、時代の変化に対応しながら人の手から手へと想いをつないでいく、ものづくりの現在と未来の在り方について考察します。