タイトル等
スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展
会場
三重県立美術館
柳原義達記念館
会期
2016-02-09~2016-04-10
休催日
毎週月曜日(ただし、3月21日[月]は開館)、3月22日[火]
開催時間
午前9時30分~午後5時00分
ただし入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 1,100(900)円 学生 900(700)円 高校生以下無料
※( )内は前売り料金、20名以上の団体料金

「舟越桂展」とのセット券(当日券のみ)
一般 1,500円、学生 1,300円

○この料金で常設展示もご覧いただけます。
○学生の方は生徒手帳、学生証等をご提示ください。
○障害者手帳等をお持ちの方および付添いの方1名は観覧料無料。
○家庭の日(2月21日[日]、3月20日[日])は、団体割引料金となります。
○主な前売り券販売所:チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン他
主催者
三重県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
後援:駐日スペイン大使館
協力:日本航空
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
助成:公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
企画協力:SDアート

Exhibition developed in cooperation with the IVAM., Institut Valencià d' Art Modern and Philippe Grimminger
概要
フリオ・ゴンサレス(1876-1942)は、「鉄の彫刻のパイオニア」として名高いスペインの彫刻家です。バルセロナで生を受け、十代の頃から金工細工師の父の下で修業を積んだゴンサレスは、装飾芸術の職人として優れた技量を発揮します。一方で世紀末のバルセロナを席巻した芸術様式「モデルニスモ」の空気に触れたゴンサレスは、次第に画家になる夢を膨らませ、1900年に一家でパリのモンパルナスへと移住します。芸術の都パリでは、故郷スペイン出身の芸術家や作家のグル―プと親しく交わり、その中には若き日のパブロ・ピカソ(1881-1973)やパブロ・ガルガーリョ(1881-1934)の顔もありました。
始めは絵画に関心を寄せていたゴンサレスが彫刻へと軸足を移すことになるのも、こうした人々の交流の結果です。金属の扱いに長けているゴンサレスを頼りにした芸術家たちとの共同制作が行われました。その中でも特に、1928年から31年頃までのピカソとの共同制作は、円熟期を迎えた2人の芸術家の個性のぶつかり合いとも言え、それらは1930年代のゴンサレス作品の数々の傑作へと結実します。ピカソとの共同制作において初めて彫刻に導入した「溶接」という技法は、全く新しい形態を生み出すこととなり、ゴンサレスが20世紀芸術に対して行った最も重要な貢献であると言ってよいでしょう。
これまで日本においてまとまった形でゴンサレスが紹介されたのは、1975年、1987年の2度に限られ、本展はゴンサレスを体系的に紹介する初めての機会となります。世界有数のゴンサレス作品のコレクションを誇るバレンシア現代美術館(IVAM)と著作権継承者のフィリップ・グリマンジャー氏のコレクションから構成された94点(彫刻55点、ドローイング29点、金工細工・アクセサリー10点)のほとんどが日本初公開となる貴重な作品ばかりです。
この展覧会を機に近代スペインの偉大な彫刻家ゴンサレスの世界を味わっていただくとともに、同時開催の舟越桂展と合わせて、彫刻における素材や表現方法の多様性に思いをめぐらせていただけることを期待します
イベント情報
第4回連続講座 (参加費無料、要事前申込)
2016年2月14日[日] 午後2時から
講師:舟越桂氏
演題:「自作について」
会場:美術館講堂

お申込み方法
往復はがきによる事前申込 (定員150名/応募者多数の場合は抽選)
はがきの往信面に ①お名前 ②ご住所 ③お電話番号 ④ご希望の人数、返信面に返信先のご住所と氏名をご記入の上、
〒514-0007 三重県津市大谷町11 三重県立美術館「連続講座」係 宛にお送りください。
(2016年1月8日[金]必着。葉書1枚につき2名様までお申込みできます。)

ディレクター・トーク〔館長によるトーク〕(事前申込不要)
2016年3月20日[日] 午後2時から
【舟越桂展とフリオ・ゴンサレス展、2つの展示についてご紹介します。】
会場:美術館講堂
ホームページ
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/catalogue/Julio_Gonzalez/Julio_Gonzalez.htm
会場住所
〒514-0007
三重県津市大谷町11
交通案内
■交通機関ご利用の場合

近鉄/JR 津駅西口から徒歩10分、または津駅西口1番のりばより、三重交通バス「西団地巡回」、「ハイタウン行き(東団地経由)」、「夢が丘団地行き(総合文化センター前経由)」、「総合文化センター行き」のいずれかに乗車2分、「美術館前」下車徒歩1分


■自家用車でお越しの場合

伊勢自動車道津インターチェンジより約15分、料金所を出られてすぐに左折していただくと、美術館への標識が要所にございます。
駐車場の収容台数は約130台ですが、展覧会によっては混雑のため駐車できない場合もありますので、可能なかぎり公共交通機関をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
ホームページ
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
三重県津市大谷町11
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