- タイトル等
縫い その造形の魅力
- 会場
- うらわ美術館
ギャラリーABCD
- 会期
- 2015-11-14~2016-01-17
- 休催日
- 月曜日 (ただし11月23日、1月11日は開館)
月曜日が祝日の場合はその翌日 (11月24日、1月12日)
年末年始 (12月27日~1月4日)
- 開催時間
- 10時~17時
土曜日・日曜日のみ ―20時 (入場は閉館30分前まで)
- 観覧料
- 一般 820円(650円)、大高生 510円(400円)、中小生 200円(160円)
・( )内は20名以上の団体料金 ・障害者手帳をお持ちの方及びその付添いの方1名は半額
・観覧済みの有料観覧券のご提示により、「リピーター割引」として団体料金でご覧いただけます
(観覧日から1年以内、1名様、1回限り)
- 主催者
- うらわ美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
後援:NHKさいたま放送局、テレ玉、FM NACK5、REDS WAVE、埼玉新聞社
- 概要
針と糸で形づくられる裁縫や刺繍。今まで<美術>の枠組みで紹介される機会はなかなかありませんでした。服飾資料の一部など、たいていは脇役に配されてきたのではないでしょうか。しかしながら、国宝である「天寿国繍帳」や「刺しこ」のような民俗文化財、あるいは印象派の画家たちをも惹きつけた豪華な「着物」などを想起すれば、それらが造形として大いなる存在感を示していることがわかります。刺繍のもつ絵画性、裁縫によって生みだされる面や空間、それを支える高度な技術と合理的かつ創造的な精神は、様々な縫いものから見いだすことができます。
他方、「縫い」の領域は伝統的に女性たちが担ってきました。そこには、独特な生命感と伝承性、素朴な生活感情が豊かにあるいは切実に表されてもいます。
本展では、さいたま市が所蔵する愛らしい裁縫雛形を端緒として、リズミカルな刺しこや模様刺し、表と裏で表情を変える粋な羽織、物語性あふれる刺繍など、繊細でありながら大胆な縫いの造形を展示します。さらに、現代のアーティストによる多彩な表現を紹介します。インスタレーション、オブジェ、布絵、ドローイング、お細工物など、それぞれから深遠なメッセージが伝わってきます。改めて「縫い」の造形の魅力にご注目ください。
- イベント情報
- 講演会「刺子・寄裂にみる<縫い>の造形について (仮題)」
11月22日[日] 14:00―15:30 ギャラリーA
<定員40名・当日先着順・無料>
講師:原礼子氏 (国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館学芸員)
出品作家による紙芝居「叙事詩・セミ神様のお告げ」他
12月12日[土] 14:00―15:30 ギャラリーA
<定員40名・当日先着順・無料>
講師:宇梶静江氏 (出品作家)
[文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業]
ワークショップ「和紙で着物の雛形を作ろう」
1月9日[土] 13:30―15:30 ギャラリーA
<定員20名・事前申込・参加費 500円>
講師:三友晶子氏 (東京家政大学博物館学芸員)
[申込方法]
平成27年12月14日[月](必着)で、ワークショップ名称、氏名、よみがな、年齢、連絡先(住所、電話) を明記の上、往復はがき、またはインターネット(さいたま市生涯学習情報システム)にてお申し込みください。定員を超えた場合は抽選とし、結果を全員に平成27年12月22日[火]までに往復はがきの方ははがき、インターネットの方は電子メールにて連絡いたします。
当館学芸員によるギャラリートーク
11月28日[土]、12月6日[日]、14:00―14:45
<自由参加・当日の観覧券が必要です>