この度、武蔵野美術大学 美術館・図書館では本学通信教育課程 小野皓一教授の退任記念展を開催いたします。
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小野皓一氏は、1946年石巻市に生まれ、1970年本学油絵学科を卒業しました。卒業後まもなく渡独、国立ベルリン美術大学に進んだ後、ベルリンを中心に制作を続け、84年に帰国。86年に本学非常勤講帥となり、2009年教授に就任しました。そして、2017年3月をもって退任の予定です。
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本展では、《Destroying Squares on Canvas》《Writing Over Squares on Canvas》など、在独時代から近年まで長年にわたり制作し続けてきた作品を中心に、氏の作家活動の軌跡と本学での教育・研究の成果を展覧します。特に、《Destroying Squares on Canvas》シリーズのうち、Earth・Water・Fire・Wind・Emptinessの5色の大作が一堂に揃う、初めての機会となります。