武者絵で描かれた木曽街道。
駄じゃれに掛け言葉、絵師・国芳の面目躍如!
あなたも江戸のユーモアに挑戦してみませんか。
幕末に活躍した浮世絵師・歌川国芳は、駄じゃれやなぞなぞなど言葉遊びを盛り込んだ、ユーモアあふれる絵を数多く描きました。さまざまな画題に筆を染めた国芳ですが、わけても得意としていたのが武者絵でした。本展でご覧いただく《木曽街道六十九次之内》は、中山道(木曾街道)をテーマにした国芳による72枚の揃物です。画中には宿場風景と共に、それぞれの地名から連想される戯曲や伝説に登場する人物が描かれます。
迫力ある国芳の武者絵と、ウィットに富む浮世絵の世界をご堪能ください。