タイトル等
日韓国交正常化50周年記念事業
日韓近代美術家のまなざし
藤田嗣治、北大路魯山人、浅川巧、国松登、
高羲東(コ・フィドン)、李仁星(イ・インソン)、張旭鎮(チャン・ウクチン)、劉永國(ユ・ヨングク)…
彼らのまなざしのかなたに、わたしたちがいる。
会場
北海道立近代美術館
会期
2015-09-01~2015-10-12
休催日
月曜日 (ただし9月21日、10月12日は開館)、9月24日(木)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般 1,200(1,000)円、高大生 700(600)円、小中生 500(400)円
*( )内は前売り及び10名以上の団体料金、リピーター料金。近美コレクションとの共通券は、一般 1,500円、高大生 850円。

◎前売券発売所 (6月1日[月]から8月31日[月]まで)
北海道立近代美術館(開館日のみ取り扱い)、大丸プレイガイド(南1西3・大丸藤井セントラル内)、ローソンチケット(Lコード 14585)、チケットぴあ/サンクス(Pコード 766-845)、セブンイレブン(セブンコード 039-082)、イープラス/ファミリーマート(http:eplus.jp)、道新プレイガイド
主催者
北海道立近代美術館、STV札幌テレビ放送、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
後援:外務省、駐日韓国大使館 韓国文化院、駐札幌大韓民国総領事館、北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、KOREAN AIR、LG Electronics
監修:金炫淑 (成均館大学校 兼任教授) 学術協力:韓国国立現代美術館、金惠信 (沖縄県立芸術大学 准教授)、横須賀美術館、本展研究会 協力:光州市立美術館
概要
日韓国交正常化50周年を記念した
日韓の近代美術の秀作約200点が一堂に会する、史上初の展覧会!

本展は、20世紀前半、日本と韓国の美術家が、朝鮮半島という空間をどのように体験し、どのように表現したかを、初めて一堂に紹介する展覧会です。
当時、日本の統治下にあった「朝鮮」を、多くの日本の美術家が旅行しました。初めて眼にする風景や人々の姿に触発された作品は、みずみずしい感興を伝える一方で、「朝鮮」のイメージを過去の伝統にのみ結びつけてしまう働きももちました。他方、「東洋と西洋」、「伝統と近代」をどう考えるかという課題に対し、「朝鮮」での体験が深い示唆を与えた作品も生まれています。
韓国の美術家は、日本による統治下で、さまざまな社会的限界や矛盾に直面しながら、自らを取りまく世界を見つめ、内面に深く根ざしながら、豊かな表現活動を行いました。彼らの多くが、韓国美術界を牽引する存在となっていきます。
本展ではまた、戦前に「朝鮮」に生活の根をおろして活動した、「朝鮮」在住日本人美術家にも光をあてます。札幌の北海中学(現・北海高校)団栗会 (どんぐりかい) 創立会員の佐藤九二男は、京城第二高等普通学校美術教師として活躍し、多くの俊秀を育てました。
日本と韓国は、古来、密接な交流が行われてきましたが、北東アジアにおける周囲との複雑な関わりの中、両国の関係は平穏なときばかりではありませんでした。20世紀前半には、日本による朝鮮半島の植民地化という不幸な時期を経験しました。しかし1965年の国交正常化以来、友好と親善を深める努力がなされ、未来に向けた創造的な隣人関係がめざされています。
本展は、東洋画、洋画、版画、工芸、彫刻など約200点の作品により、困難な時代に、真摯になされた日韓の美術家の創造の軌跡を紹介するものです。国交正常化50周年の今年、両国の理解と共感をはぐくむ機会となるでしょう。また、北海道とソウル特別市、釜山広域市との姉妹提携5周年、10周年にもあたります。会期中、韓国文化の魅力を体験できる多彩な交流イベントも開催します。ぜひご来館ください。
イベント情報
国際交流レクチャー
9月12日(土) 午前10時~12時、午後1時~4時 (予定)
当館講堂・定員230名・聴講無料
「古代への憧憬と朝鮮風俗画の復興」(仮題)
金炫淑 (キム・ヒョンスク、成均館大学校 兼任教授)
「モダン都市『京城』における女性イメージ―『遊女』と『良妻』」(仮題)
金惠信 (キム・ヘシン、沖縄県立芸術大学 准教授)
ほか日韓の研究者による発表を予定。

講演会付映画上映会
9月20日(日)・21日(月・祝)
いずれも 講演:午前10時~ (90分)、映画上映会:午後2時~ (80分)
当館講堂・定員230名・聴講ならびに上映観覧無料
講師:酒井充子氏(「ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻~」監督)
上映映画:「ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻」(80分)

伝統キムチ作り体験教室
9月13日(日)、27日(日)
当館前庭 (雨天の場合は造形室・映像室) 午後1時半~
(応募制) *応募方法、参加料など詳細は決定次第HPでお知らせします。

「農楽」×「YOSAKOIソーラン」コラボレーション
9月26日(土) 午後2時~ (約1時間)
高敞(コチャン)農楽保存会ほか (予定)
当館前庭 (雨天の場合・当館講堂・定員230名) 観覧無料

ギャラリー・ツアー
9月5日(土)、19日(土)、10月10日(土) いずれも午後2時~ (約30分)
「日韓近代美術家のまなざし」展展示室 (本展観覧券が必要です。)
講師:当館学芸員

美と健康「日韓近代美術家のまなざし」ランチ付鑑賞会
各日20人 (応募制) *応募方法、参加料などは本展ホームページで7月発表予定。
札幌の名店「高麗亭」での薬膳ランチ+学芸員によるレクチャー+展覧会鑑賞をセットにしたプログラム。日程は、決定次第HPで発表!

クイズに答えて、韓国に行こう!
来館者に札幌―ソウル往復航空券や素敵なプレゼントが抽選で当たります。詳しくは、展覧会開催中の美術館でご確認ください。

この他にも、韓国雑貨などをとりそろえた特設ミュージアムショップや韓国伝統茶を楽しめる韓国カフェ、ポジャギ(韓国の伝統的パッチワーク)教室などを開催予定です。詳しくは、決定次第HPでお知らせします。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/exhibition/sp_20150901.htm
会場住所
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
交通案内
■地下鉄
東西線・西18丁目駅下車。4番出口から 徒歩5分。

■JRバス、中央バス
道立近代美術館バス停下車。徒歩1分。

■お車
お車でお越しの際は、周辺の駐車場をご利用ください。
(長年にわたってご利用いただいた「美術館駐車場」(運営:社団法人北海道美術館協力会)は、2012年7月8日(日)をもって営業を終了しました。)

なお、道立近代美術館をご利用の方は、「ビッグシャイン88 北1条駐車場 (北1条西15丁目)」を割引料金でご利用いただけます。

★ビッグシャイン88 北1条駐車場 北1条西15丁目 (美術館から 徒歩5分)
料金/ 20分 120円 (20分を超える分は 20分につき 120円増し)
・美術館利用者を対象とした割引 / 近代美術館1Fの西側入口付近(公衆電話の横)の押印機、または三岸好太郎美術館展示室受付の押印機で、駐車券に押印すると、駐車場入場から20分無料になります。
・障害者割引 / 精算前に、ビッグシャイン窓口で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示すると、駐車場入場から1時間無料となります。
*ただし、上記の「美術館利用者を対象とした割引」との併用はできませんので、ご注意ください。
(美術館押印機で駐車券に押印すると、障害者割引の適用ができなくなりますので、ご注意ください。)
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
会場問合せ先
施設全般について: 011-644-6881
美術全般について: 011-644-6883
展覧会全般、団体観覧について: 011-644-6882
教育サービスについて: 011-644-6884
Fax. 011-644-6885
E-mail: [email protected]
テレフォンサービス: 011-612-7000
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
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