日本が世界に誇る伝統芸能
歌舞伎の真髄をいまここに
この度、やかげ郷土美術館では、開館25周年を記念して「歌舞伎の衣裳展」を開催します。
ユネスコの世界無形遺産にも登録されている「歌舞伎」は日本が世界に誇る伝統芸能です。江戸時代初期に誕生し、400年を越える歳月のなかで、日本独特の美意識を昇華させ、世界中から高い評価を受けています。
「動く錦絵」とよばれる歌舞伎の舞台を華やかに彩る美しさの中で、ひときわ輝きを放つ絢爛豪華な衣装は、私たちの心を魅了してやみません。
本展覧会では「勧進帳」や「助六由縁江戸桜」などの代表的な演目で使用された衣裳と小道具を一堂にご紹介します。
日本の伝統的な柄や色彩、歌舞伎独特の大胆な発想から生まれた衣裳を通じて、総合芸術「歌舞伎」を「衣裳」という側面から体感していただければ幸いです。