- タイトル等
- 会場
- 高知県立美術館
- 会期
- 2015-08-09~2015-09-28
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
*展覧会初日は開展式のため午前10時から開場いたします。
- 観覧料
- 一般前売 660円・一般 870円(660円)・大学生 570円(460円)・高校生以下は無料
*( )内は20名以上の団体割引料金。 *年間観覧券所持者(2580円)は無料。 *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。 *観覧料はすべて税込価格
前売券発売所| 高知県立美術館ミュージアムショップ、高新プレイガイド、高知市文化プラザミュージアムショップ、高知大丸プレイガイド、サニーマート(一部店舗を除く)・高知県庁生協売店、こうち生活協同組合、ホームセンターマルニ・イエローハット・アシストファーム・ホームセンターハマート(一部店舗を除く)、ローソンチケット(Lコード 69061 *ローソンチケットのみ県外店舗でも販売しています)
- 主催者
- 高知県立美術館
- 協賛・協力等
- 後援| 高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、NHK高知放送局、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送 特別協力| 西宮市大谷記念美術館 助成| 芸術文化振興基金
- 概要
正延正俊は、1911(明治44)年高知県高岡郡須崎町(現在の須崎市)に生まれ、高知県師範学校専攻科を卒業。高知、東京、神戸で小中学校の美術教員として教鞭をとるかたわら画家として活動しました。後年は西宮に自宅とアトリエを構えています。
正延は戦前から公募展などに出品していましたが、1948~49年頃、神戸市民美術教室に講師として訪れていた吉原治良に出会い、指導を仰ぐようになります。以後、構成的な風景画や静物画から次第に複雑なマチエールをもつ抽象画へと展開し、1954年吉原を中心とする具体美術協会の結成に参加。アクションやパフォーマンス、また新たな素材を導入した絵画によって戦後日本を代表する前衛美術グループとなった「具体」にあって、しかし正延は、一貫して絵画の内在的問題に向き合いました。
油絵の具やエナメル塗料で幾層にも塗り重ねられた地肌。その上に置かれたおびただしい数の微細な筆触。正延の絵画は、揺らぐような空間の密度を感じさせながら、無限に変転する様を映し出しているかのようです。「生きる気持の直接的表現」と自ら称した芸術世界は、いったいどのように生み出されていったのでしょうか。本展は、「具体」のみならず、戦後の美術史において独特の光彩を放つ画家・正延正俊の没後20年を記念して、初期から晩年までの代表作を一堂に集め、その知られざる画業を紹介します。
- イベント情報
- ワークショップ&トーク
「手を動かすことで見えてくる世界」
一見単純な行為も繰り返していくと不思議なことが起こります。
実際に手を動かして確かめてみましょう。
講師| 倉科勇三 (園田学園女子大学短期大学部准教授、造形作家)
日時| 8月29日[土] 14:00―
場所| 1階 創作室
定員| 20名程度
参加者| 中学3年生以上
参加費| 無料 (観覧券をお持ちください)
*電話予約が必要です。予約は7月29日から受け付けます。
TEL 088-866-8000
記念講演会
「前衛を目指した高知の画家―正延正俊の作品」
高知県出身の正延正俊は、いま世界の美術界で注目される戦後日本美術の前衛「具体美術協会」の創立メンバーの一人です。神戸で教員生活を続けながら、前衛美術家として活動した生涯を具体の歴史とともにお話します。
講師| 河﨑晃一 (甲南女子大学教授)
日時| 9月5日[土] 14:00―
場所| 1階 講義室
定員| 50名
*聴講無料 (観覧券をお持ちください)
担当学芸員による ギャラリートーク (作品解説)
会期中の毎日曜日、担当学芸員による作品解説を行います。観覧券をお持ちのうえ、直接会場にお越しください。
*毎回14時―15時
*9月6日は手話通訳つき、9月13日は英語通訳つきのクイックガイドとなります。
無料託児サービス
日時| 9月9日[水]―13日[日] 各日10:00―12:00、13:30―15:30
定員| 各回10名
料金| 無料 (要観覧券)
対象| 本展を鑑賞される方のご家族で、生後6ヶ月から就学前のお子さま
申込方法| お電話で仮予約の上、申込書を9月2日[水]までにお送りください。
- ホームページ
- http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/contents/exhibition/exhibition/2015/masanobu/masanobu.html