画家が描いた日常の風景から
描く楽しさを体感してみませんか
本展は「けんぼしゃんの夏休み」と題し、中村研一による“夏”を感じる作品を展観します。“けんぼしゃん”とは、洋画家・中村研一(1895-1967)の幼少期の愛称です。学校の行き帰りにスケッチをしたり、写生に出かけて水彩画を描いたりと、小さい頃から絵を描く事が大好きだった“けんぼしゃん”。
洋画家として大成した後も、小金井のアトリエにて日々制作に励み、周りの自然や人々、暮らしの様子など多くの作品を描いています。夏の光や温度を感じさせる油彩画や、日常を確かな筆致でとらえた素描などからは、子どもの頃から変わらない絵画への情熱を感じることができるはずです。
また2階展示室では、中村研一による陶芸作品と共に、今年度新たに加わった所蔵作品の一部をご紹介します。