様々なコミュニケーションのあり方をテーマに、注目の若手アーティスト3名による新たな美術表現の作品を紹介します。
音や光を使った独創的な楽器や作品を通して、様々な感覚を多くの人と共有し体感することを試みるメディア・アーティスト 金箱淳一、街中に編み物を仕掛けて包み込むという新しいコミュニケーション方法を模索するハイパーニットクリエイター 力石咲、ストップモーション・アニメーションと呼ばれるコマ撮り映像の手法により、どこか懐かしく温かみのあるパペット(人形)を用いて、静かに心にしみるストーリーを届ける映像作家 SOVAT THEATER (中田秀人)は、それぞれ「共有し繋がる」という根源的かつ現代の重要なテーマに、様々な角度からユニークな方法でアプローチしています。
本展は来場者が普段とは異なる時空間を共有し、アートでつながる楽しさや、新たなものの見方や感じ方を発見してもらうことを意図した展覧会です。