コスチュームから楽しむ世界の絵本!
独自のスタイルや模様で彩られた美しい衣装は民族の象徴であり、ときに服装がその人の性格や社会的な立場を表すなど、衣装を通して人はさまざまなことを表現してきました。絵本のなかでは、動物たちに服を着せて擬人化し、人間の本質をユーモラスに表現したり、奇抜な衣装に身を包んだファンタジーの住人たちが登場したりもします。
本展では、ちひろ美術館コレクションから、“衣装”をテーマに世界各国の絵本画家の作品を紹介します。それぞれの国の文化や伝統を背景に、画家たちが趣向を凝らして描いた衣装の数々をお楽しみください。