「或いは、嘘」はシステム的なもの。まず完成とは違う別のビジョンを用いて進める。
その中での展開で自分の点、線、形、色が生まれることで、嘘のような現実、現実のような嘘を形成する。
完成までに用いたビジョンと重なったフィルターが作用して見る側に自分の抽象的表現が伝わればと思う。 / 赤土浩介
展覧会ごとに新しい試みを見せてくれる作家。過去の展覧会ではキャンバスの絵画のほか、机の天板や木の板に描いたり彫ったり、アクリル板に描いた絵を重層的に重ねたり、あるいは一部を切ってコラージュしたり。今回も一概に絵画とは呼べない作品なども展示予定です。 / gallery morning