- タイトル等
2015年春・夏、必見の大回顧展!!
- 会場
- 愛知県美術館
- 会期
- 2015-06-12~2015-07-26
- 休催日
- 毎週月曜日〔ただし7月20日(月・祝)は開館〕、7月21日(火)
- 開催時間
- 10:00~18:00
金曜日は20:00まで (入館は閉館30分前まで)
- 観覧料
- 一般 1,100(900)円 / 高校・大学生 800(600)円 / 中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金です。 ※上記料金で、同時開催のコレクション展およびAPMoA Project, ARCHもご覧いただけます。 ※小・中学生は美術館チケット売場で無料チケットをお受け取りください。 ※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は1名まで当日料金が半額となります。美術館チケット売場にてお買い求めください。 ※前売券(および当日券)は、愛知県美術館チケット売場、主要プレイガイド、チケットぴあ(Pコード:766-704)、イープラス、ローソンチケット(Lコード:46548)、主要コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。
前売券販売期間:2015年3月27日(金)―6月11日(木)
- 主催者
- 愛知県美術館、日本経済新聞社、中日新聞社、テレビ愛知
- 協賛・協力等
- [協賛] 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷
[協力] 旭硝子 [特別協力] 北海道立近代美術館
- 概要
鮮烈な色彩、大胆にデフォルメされた形、力強い筆使い。日本画家片岡球子(1905-2008)の独自の画風は、戦後の日本美術院において他の作家の追随を許しませんでした。
球子は対象をじっくりと観察することから制作を始めますが、眼の前のものの姿をそっくりそのまま写すのではありません。眼に映るものを自分の感覚に引きつけ、独特の色彩感覚と形のとらえ方によって自分のものとしているのです。歴史上の人物を描く場合も同様です。愛知県立芸術大学の開学とともに日本画の主任教授に就任した球子は、これを機に後半生のライフワーク<面構>のシリーズに着手します。このなかで球子は、歴史上の人物たちを現代に生きる人間として描こうとしました。
約80年の画業のなかで、球子は常に挑戦することをやめませんでした。78歳から新たに取り組んだ裸婦のシリーズでは、重さを持つ塊としての人体を平面上に表すという、いわば絵画制作の根本を探求しました。描くことの意味を常に問い続けた球子の姿勢は、創立当時の日本美術院の作家達の制作態度にも通じ、また従来の日本画の枠組みを超えようとする後進の画家達にも大きな刺激を与えました。
本展では、代表作約60点によって球子の画業をたどりながら、遺されたスケッチ、資料類約40点もあわせて展示します。球子の芸術の本質に迫るとともに、その今日的意味を探ります。
- イベント情報
- 記念講演会「片岡球子の画業―スケッチ・資料から」
講師 | 土岐美由紀 (北海道立近代美術館 主任学芸員)
日時 | 2015年7月11日(土) 13:30―15:00
会場 | アートスペースA (愛知芸術文化センター12階)
定員 | 先着180名
※申し込み不要・聴講無料。開始時刻に会場にお集まりください。
ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)
日時 | 2015年6月20日(土)、7月4日(土)、7月12日(日) 各回11:00―11:40
2015年7月17日(金) 18:30―19:10
※申し込み不要、チケットをお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。
- 展示替え情報
- 期間中、一部作品の展示替えを行います。
前期=6月12日(金)―7月5日(日) 後期=7月7日(火)―26日(日)
- 巡回等情報
- (東京)
2015.4.7 (火)―5.17 (日)
東京会場:東京国立近代美術館
- ホームページ
- http://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/history/2015_02.html