タイトル等
画学生 小野春男と父 竹喬
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2015-07-18~2015-09-06
休催日
毎週月曜日 (ただし7月20日は開館、21日休館)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 500円(400)・高校生 300円(200)・小中学生 150円(90)
( )内は団体20名以上
65歳以上の方・笠岡市内の小中学生は入館無料 (要証明)
概要
日本画家・小野竹喬(1889-1979)の長男である春男(1917-1943)は、昭和15(1940)年に京都市立絵画専門学校を卒業し、その翌年の第6回京都市美術展に《樹林》が入選して日本画家としての道を歩きはじめたところでしたが、同年12月の太平洋戦争の開戦により、昭和18(1943)年に26歳で戦死しています。
細面ですらりとした体つきをしており、手品が上手だったという春男の作品は、これまで無言館(長野県)に預けられていた屏風《茄子》が知られるばかりでしたが、平成25(2013)年、複数の作品と素描が小野家において発見されました。これらは、主に風景を描いた竹喬に対して花鳥や人物も扱っており、いまだ独自の画風を確立する途上にあったのだと感じられます。また、繰り返し描かれている自画像からは、鋭く繊細な感覚の持ち主であっただろうことが察せられます。
このたびの展覧会では、春男の17歳頃から24歳頃までの作品と素描、関連する資料、また、父親である竹喬の作品を展示します。終戦から70年となる今年、画家として大成する時間を持ちえなかった春男と、期待をかけていた息子の戦死を受けて、二人分の仕事をしようと誓った竹喬に思いをはせて頂けましたら幸いです。
イベント情報
ギャラリートーク
7月25日[土]・8月23日[日] いずれも13時30分~14時30分
聴講無料 (ただし入館料が必要)

ギャラリーコンサート
♪ ソプラノ村上彩子 「平和祈念 父・竹喬 息子・春男の目指した道」
7月18日(土) 18時開場、18時30分開演

♪ ソプラノ村上彩子 「小野春男・葛原守 戦没学生蘇る70年の時」
8月8日(土) 18時開場、18時30分開演

いずれの回も、入場整理券(一般500円、竹喬美術館友の会会員は無料)を竹喬美術館にて事前にお求めの上ご来場下さい。入場整理券で当日18時からに限り展覧会もご覧いただけます。当日お車でお越しの方は、竹喬美術館駐車場もしくは備中県民局駐車場(岡山県笠岡市六番町2-5)をご利用下さい。笠岡市民会館(美術館南側)および図書館(美術館西側)の駐車場はご利用になれません。
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/haruo.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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