- タイトル等
- 会場
- 奈良国立博物館
西新館第1室
- 会期
- 2015-06-02~2015-06-28
- 休催日
- 毎週月曜日
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
金曜日は午後7時まで (いずれも入館は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 個人 (一般) 520円 (大学生) 260円
団体 (一般) 410円 (大学生) 210円
※団体料金は20名以上です。
※この料金で、西新館で開催中の名品展「珠玉の仏教美術」もご覧いただけます。
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
※子ども(中学生以下)と一緒に観覧される方は一般 410円、大学生 210円 [子どもといっしょ割引]。
- 主催者
- 奈良国立博物館
- 概要
木内喜八 (きうち きはち)(1827-1902)、半古 (はんこ)(1855-1933)、省古 (しょうこ)(1882-1961)は、幕末から昭和にかけて三代にわたり、江戸・東京で活躍した木工芸の作家です。船大工の家に生まれた喜八は、指物 (さしもの)、象嵌 (ぞうがん) 彫刻などに才能を開花させ、内国勧業博覧会にて受賞するなどの活躍をみせました。喜八の甥で後に養子となった半古は、養父の技を受け継ぎ、各種博覧会で受賞を重ねるとともに、正倉院御物整理掛に出仕し、正倉院宝物の修補や模造に腕を振るいました。半古の次子である省古は、若き日に正倉院御物整理掛に出仕した体験を元に、父祖から受け継いだ技を磨き、万国博覧会で最高賞を連続受賞するなど世界的にも高い評価を受けました。このように木内家が三代にわたって築き上げた名声は近代工芸史上、揺るぎないものがあります。
当館では昨年省古の孫に当たる岡井一子氏より木内家三代の作品及び資料25件の寄贈を受けました。本展覧会では若干の作品を加え、これらをはじめて公開致します。例年正倉院展を開催している当館にて、正倉院宝物に憧 (あこが) れ、直 (じか) に宝物に接し、これに学んだ三代にわたる名匠の技と美をご覧下さい。
- イベント情報
- ◎公開講座
6月13日(土) 午後1時30分~ (開場は午後1時)
「木内省古の正倉院模造―木画紫檀双六局模造をめぐって―」
木村 法光氏 (元宮内庁正倉院事務所保存課長)
会場は当館講堂。聴講無料。定員194名。(先着順。午後1時より講堂入口にて入場券を配布します)。
※入場に際し、観覧券もしくはその半券、国立博物館パスポート等をご提示ください。
- ホームページ
- http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2015toku/kiuchi/kiuchi_index.html