美術館で実作品を目の前にするとき、それが絵であれば、当然ながらそこに描かれている「画面」を見るのですが、実際には額縁や壁面といったものも視界には入っていて、なんとなくその存在は気になるものでしょう。そこで今回はそれら「絵のまわり」にスポットをあてて、作品をご紹介します。
今回は特別に、長期休館に入ったブリヂストン美術館から、ピサロ、モネ、ルノワールなどの作品、25点も加わります。青木繁の《海の幸》をはじめ、おなじみの石橋美術館の作品と合わせ、約110点の、新たな魅力に出会うコレクション展示です。