一般 1,000円(800円), 高大生 600円(500円), 小中生 400円(300円), 敬老割 500円
※( )内は一般前売及び20名以上の団体料金, 親子料金(小中生と保護者が入館する場合), 敬老割は呉市在住の70歳以上(要証明書), 身体障害者手帳等お持ちの方は無料(要証明書)
●前売場所/ 電子チケットぴあ〔Pコード 766-573〕(福屋広島駅前店7F, エディオン広島本店8F, アルパーク天満屋西棟3F, セブンイレブン, サークルK・サンクス), ローソンチケット〔Lコード 66290〕5/21(木)まで。ひろしま夢ぷらざ, 呉の主な画材店, 呉市文化ホールなど
北大路魯山人(1883~1959)は京都上賀茂神社の社家に生まれました。早くから書・篆刻で優れた才能を発揮し, さらには「食」への強いこだわりを持ちました。料理にはそれにふさわしい器が必要であるとの思いから陶芸への関心が深まり, 自らの作陶により食と器の融合を目指しました。魯山人の作陶は古陶磁研究と並行して進められます。特に中国明時代の古染付や呉須赤絵, 国内の志野, 織部, 黄瀬戸, 古唐津, 古備前と多彩な技法を探究し, 伝統の魅力を再現しながらも魯山人自身の個性的な創造を達成して行きます。
本展は笠間日動美術館が所蔵する国内有数の魯山人コレクションの中から書, 篆刻, 陶芸作品85点を紹介いたします。これらの作品には同館に所蔵されている米国サンディエゴから里帰りした「カワシマ・コレクション」の名品32点が含まれています。あわせて魯山人の旧居である「春風萬里荘」に併設された自身設計の茶室「夢境庵」を部分再現し, 広大で奥深いさまざまな分野の魯山人芸術を紹介いたします。
併設展示では呉市立美術館と公益財団法人蘭島文化振興財団のコレクションより, 魯山人が影響を受けた長次郎, 本阿弥光悦の名椀や国内外の古陶磁, 魯山人と交流があった竹内栖鳳, 棟方志功, 小絲源太郎, イサム・ノグチ等の作品も紹介いたします。