タイトル等
山水
―理想郷への旅―
会場
大和文華館
会期
2016-02-26~2016-04-10
休催日
毎週月曜日
(ただし 3月21日<振替休日>は開館し、翌22日<火>が休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時まで
観覧料
一般 620円 高校・大学生 410円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
概要
人々は自然を描き、その中に遊んで精神をくつろがせることを楽しんできました。絵画の中の理想的な山水風景は時代と共に変化し、架空の楽園から実在の名勝まで、さまざまな主題が制作されました。山水図における鑑賞対象は、それぞれの画家が工夫を凝らして表した平面上の三次元空間から、それを形作る多種多様な筆墨まで、多岐にわたっています。
本展覧会では、日本、中国・朝鮮、版画の三章に分けて、山水図の魅力を紹介します。まずは、中国南宋時代の宮廷絵画に憧れた日本の室町時代の山水画家、強固な伝統継承意識を持つ狩野派、より自由に筆墨をふるい清新な画面効果を追求した江戸時代の円山派や南画家たちの作品を通じて、日本の山水図の流れを概観します。続いて、乾いた筆や水気を多く含んだ筆を自在に操り、高度に洗練された筆墨法を披露した、中国の明・清時代の山水画家たちの作品を展示します。最後に、彫りと刷りによる、肉筆とは異なった硬質な美しさを持つ山水版画の世界を紹介します。 (担当 植松瑞希)
イベント情報
列品解説
毎週土曜日 午後2時から (当館学芸部による)

特別講演
3月20日(日) 午後2時から 講堂にて
「江戸時代の山水画に見る材質効果と筆墨表現 (仮)」
東京文化財研究所研究員 安永拓世氏

日曜美術講座
3月27日(日) 午後2時から 講堂にて
「太平山水図について―明・清時代おける名勝山水版画―」
当館学芸員 植松瑞希

講座 美術の窓
3月13日(日) 午後2時から 講堂にて
「浮世絵版画の袋」
当館館長 浅野秀剛
会場住所
〒631-0034
奈良県奈良市学園南1-11-6
交通案内
近鉄奈良線 学園前駅下車、南出口より徒歩7分、無料駐車場あり
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
奈良県奈良市学園南1-11-6
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