黄金崎クリスタルパークは、現代ガラスに関わる重要な事業として、2000年から3年に1度のペースで「KOGANEZAKI・器のかたち・現代ガラス展」を開催してまいりました。国際展として第1回目がスタートし、第2回目からは主に日本国内に対象を絞るなど、規模内容の変遷こそありましたが、最も身近な造形の原点とも言うべき「器のかたち」というテーマについては、変えることなく一貫して行ってまいりました。それが、この公募展における大きな特色と言えるでしょう。
当展では、第1回から第5回までの各受賞作品を一堂に展示いたします。開館10周年の節目に受賞作品展を開催しているため、今回は第2回目となります。これまでの器のかたち展の軌跡を改めて振り返りながら、創造性豊かなガラス造形作品の数々をご覧いただければ幸いです。