日比野克彦とライゾマティクス齋藤精一の強力タッグによる
メディアアートを取り入れた新しいアートの饗宴!
テーマは『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』
「春はあけぼの…」、清少納言によって書かれた「人と自然との対話」の随筆「枕草子」の冒頭の一節です。あれから1,000年、現代の「自分と周りの世界との対話」はその密度とスピードを増し、テクノロジーを通じて自分の周りの全てと交信できる時代へと変容しました。そんな時代だからこそ「春はあけぼの(春は明け方がいい…)」の感覚・趣=おもむきを見失わないようにしよう。アーティスティックディレクター日比野克彦はそんな気持ちを込め、『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』を、メディアアートをフィーチャーした「六本木アートナイト2015」のテーマとしました。
メインプログラムは“光る大型アートトラック”をフィーチャー
テーマを象徴するメインプログラムは、メディアアートディレクター齋藤精一が主導するLEDを実装した大型アートトラックをフィーチャーしたプロジェクト《アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号》。六本木の主要スポットで、観客がスマートフォンで参加するインタラクティブな要素も盛り込み圧巻のパフォーマンスを繰り広げます。
また例年同様、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館、その間をつなぐ六本木商店街など広域にわたり様々なインスタレーションやパフォーマンス、またトークイベントやミーティング型のプログラムを実施予定。今年も楽しみ方満載の六本木アートナイトです。
※すべてのプログラムは変更になる場合がございます。
「六本木アートナイト」とは
2009年に始まり、今回で6回目を迎える「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴です。美術館を初めとする六本木の全域にわたり、アート展示、音楽やパフォーマンス、トークなどのイベントが開催されるほか、美術館の開館時間延長や入場割引(*1)、様々なショップでのサービスなどが実施されます。
*1:美術館によって異なります。